「教育」の記事一覧

ジェーン・ハーリー著『滅びゆく思考力~子どもたちの脳が変わる~』<スマホ脳×コロナ脳×バカの壁>に侵される時代だからこそ再評価したい古典的名著

ジェーン・ハーリー著『滅びゆく思考力』 デジタル社会がますます激しく進展してゆく流れの中で 不安な思いに駆られる日々をお過ごしの方が大半だと推察します。 『スマホ脳』が話題書となったり、コロナ禍を機にさらに信憑性の乏しい情報が 世界を駆け巡るなど人類の知的環境も大きく様変わりしてきています。 そんな時代には古典を読んで今後の道を探ってみたいものです。 今回はこの本を紹介します。

金森修著『病魔という悪の物語~チフスのメアリー~』<集団免疫獲得>と<抗体ワクチン完成>とのはざまで誰もが発症可能性ある無症状病原体保有者という名の恐怖差別感情に対する冷静な付き合い方を学びましょう!!

金森修著『病魔という悪の物語~チフスのメアリー~』 新型コロナウイルス感染騒動が続く中、 社会活動が再起動へ。 人々の移動交流も再び活発化していく中で ウイルスと共生進化してきた人類という知見による ウィズ・コロナという標語とともに 一連の感染症と賢く付き合いながら正しく恐れる必要性も 少しずつ認識され始めてきているようですが・・・。 群集心理恐慌の壁にご注意を!! 今回はこの本をご紹介します。

笹原和俊著『フェイクニュースを科学する』<事実に基づく報道>という名のフィルター加工情報の信憑性の見極め方とは!?

最近皆さんもフェイクニュースやポスト真実の時代だとかいった 言葉を頻繁に耳にされるようになったのではないでしょうか? そのたびにそもそも事実や真実とは一体いかなる存在なのだろうかと 素朴な疑問を抱かれることも多くなってきたのではないでしょうか? そこで今回は情報ネットワーク理論の最新版として 次第に注目されつつあるという<計算社会科学>の観点から アプローチしていくこの本をご紹介します。

ウェンディ・ブラウン氏『いかにして民主主義は失われていくのか』経済的観点だけで新自由主義批判を繰り返していると思わぬ  落とし穴が待ち受けているよと示唆する書です!!

『いかにして民主主義は失われていくのか』 米国の政治哲学者ウェンディ・ブラウン氏による 新自由主義批判論考書。 現在世に流布しているいわゆる<新自由主義>批判書は 星の数ほどありますが、本書はこれまでの類書とは 少し趣を異にする視点から論じられています。 民主主義原理(民衆自治)論の観点から あらためて新自由主義思想を捉え直していこうとする 発想が底流にはあります。 今回はこの本をご紹介します。

『知ってるつもり~無知の科学~』スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック博士から自己幻想・集団幻想を招く  認知的盲点とうまく付き合う知恵を学びましょう!!

スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック共著 『知ってるつもり~無知の科学~』 人間誰しも森羅万象知り尽くしているわけではありません。 さらに教育をもってしても解決困難な課題だといいます。 そのために自他ともに認知的盲点と相互誤解が発生します。 この人間に内在する認知的問題点にどう立ち向かえばよいのか? 本書によって従来の知力観も変容させられます。 今回はこの本をご紹介します。

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