「処世術」の記事一覧(9 / 73ページ)
2017年6月2日 [処世術, 哲学・宗教, 産業・技術, 精神病理, 芸術]
『働くことの哲学』 世界中で読み継がれている話題作『退屈の小さな哲学』で 著名なノルウェーの哲学者ラース・スヴェンセン氏による 労働(仕事)論です。 現在、日本でも様々な<働き方改革>に関する話題が 盛り上がりを見せていますが、 どうもイマイチ哲学的議論にまで発展する深みがないようです。 なぜなのでしょうか? 対象者がいわゆる上層サラリーマンに偏りすぎているから? 今回は、この本をご紹介します。
「ラース・スヴェンセン氏の『働くことの哲学』<弱くても勝てます!!>労働生活はどこまで実現可能でしょうか?」の続きを読む
2017年5月12日 [処世術, 哲学・宗教, 産業・技術, 自然科学, 芸術]
『2100年の科学ライフ』 米国で活躍中の日系人物理学者ミチオ・カク博士が語る 最先端科学情報紹介を兼ねた<未来学>書です。 21世紀に入り、すでにインターネットや人工知能といった 情報革命の成果が私たちの日常生活に浸透しています。 とはいえ、現実の経済制度はこうした科学技術革命に 追いついていない現象も多発してきており、 人々の間で不安感も高まってきています。 今回は、この本をご紹介します。
「ミチオ・カク博士の『2100年の科学ライフ』<ドラえもん>もびっくり仰天!!現代科学の最先端はここまで来ている!?」の続きを読む
2017年4月29日 [処世術, 哲学・宗教, 教育, 文学・心理学, 自然科学, 芸術]
『センス・オブ・ワンダー』 現代環境思想哲学者の先駆者である レイチェル・カーソン女史による名著。 今や古典ともなっている『沈黙の春』の著者です。 本書は、いわば児童向けの小冊子として 彼女の次世代への想いが綴られた1冊です。 「地球は水の惑星」 水が汚染されれば、あらゆる生命体は死滅してしまいます。 現代文明は、すでに決定的な致命傷を地球に与えてしまっています。 今回は、この本をご紹介します。
「レイチェル・カーソン女史の『センス・オブ・ワンダー』 映画『美しい星』の観賞とともに読み考え合わせたい1冊です!!」の続きを読む
2017年4月20日 [処世術, 哲学・宗教, 対話論, 教育, 産業・技術, 芸術]
『クラフツマン~作ることは考えることである~』 現代プラグマティズムを推進する米国の社会学者 リチャード・セネット氏による大著です。 高度に組織労働化された現代資本主義経済社会では 個々の仕事が分業化されているため全体像が 見えにくくなっています。 仕事を通じて個人の腕を磨き上げ 人格陶冶にも資する機会すら剥奪される一方です。 仕事に希望を見出すことは可能か? 今回はこの本をご紹介します。
「リチャード・セネット氏の『クラフツマン~作ることは考えることである』物質との対話で獲得される技術知に学ぶ仕事哲学!!」の続きを読む
2017年3月30日 [処世術, 失敗学, 対話論, 文学・心理学, 産業・技術, 社会科学, 読書論]
『行動経済学の逆襲』 今、世界経済が混迷する中で従来型の「合理的」経済人を 大前提として堅固に構築されてきたかのように見える <主流派>経済学界に挑戦されてきたリチャード・セイラー教授による 行動経済学入門書。 行動経済学とは、人間の心理のうち特に「情動反応」に焦点を当てながら 現実経済社会における「限定」合理的行動形態に力点を置いた 反主流派経済学であります。 今回は、この本をご紹介します。
「リチャード・セイラー教授の『行動経済学の逆襲』主流(合理)派経済学界に挑んだある学者の歩みとともに学ぶ行動経済学入門書」の続きを読む