「哲学・宗教」の記事一覧

フランシス・フクヤマ著『人間の終わり~バイオテクノロジーはなぜ危険か~』謎のウイルス禍に遭遇して集団発狂に陥った人類を救出する手立てとは?

フランシス・フクヤマ著『人間の終わり』 前世紀末、世界に波紋を投げかけた『歴史の終わり』で 話題になった論客による名著が歳月を経て甦ります。 本書は人類の飽くなき進歩的願望欲求がもたらす帰結について 予言型考察を通じて提起した衝撃的論文。 人類は古来から未知のウイルスと共生してきた中、 生物と非生物との連続性や差異に関する驚異的知見を積み重ねてきました。 今回はこの本をご紹介します。

ジョナサン・ハイト著『社会はなぜ左と右にわかれるのか』コロナ禍長期化によって推奨される非接触型社会が誘発させる分断対立感情を乗り越えるための道徳心理学入門書

ジョナサン・ハイト著『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 本年はコロナ禍とともに世界各国で様々な分断対立現象が 際立った世界史的転換期でした。 日本ではいわゆる大阪都構想を巡る住民投票での拮抗現象。 米国大統領選挙を巡る大混乱劇。 香港を始めとする世界各地での専制独裁支配からの脱却を巡る 民主化闘争劇など。 今回はこうした対立を乗り越えていくための知恵を 道徳心理学の知見に学ぶことにいたします。

エドワード・フレンケル著『数学の大統一に挑む』異次元世界同士を結びつける謎の共通項を探究する<愛の数式>の魅力に迫ることで不協和音退散を祈願しよう!!

エドワード・フレンケル著『数学の大統一に挑む』 2015年NHK白熱教室でも放送されて話題となった 数学者による数学的世界観から眺めた人類同胞に熱く呼びかける 異色の自伝的数学物語エッセー集です。 コロナ禍とともに現在の世界には数多くの不安と恐怖感情が 呼び覚まされており不協和音の合唱嵐が凄まじい勢力をもって 吹き荒れています。 このような先が見えない時代にこそ腰を落ち着けて 未来を夢見よう。 今・・・

L・ランダル・レイ著『MMT 現代貨幣理論入門』日本経済の長期デフレ停滞状況脱却を目指すうえでの王道的処方箋となり得るか?

令和初の国政選挙であった参議院改選投票期間中に 米国からある女性経済学者が訪日。 選挙報道と重なったためにあまり知られる機会なく過ぎ去りました。 しかしここに注目される事態がにわかに湧き出てきました。 日本経済の長期デフレ停滞状況脱却を目指すアベノミクスも 今月からの消費増税や進行中の世界経済先行き不透明性で その成果が厳しく問われる正念場となってきています。 今回はこの本を紹介します。

小野田寛郎さんの『生きる』を通じて<恩讐の彼方へ>を志向した未来創造の道をともに開拓していきましょう!!

本年度は改元年。 新元号『令和』に込められた祈念の想いとともに あらためて<戦争と平和>について冷静に見つめ直したいものです。 またぞろ国際情勢がきな臭くなる潜勢力が発動し始めているかに 感受される時節柄に人間の尊厳や先人に対する懺悔・感謝の誠意を 忘却することなく日々の生き方を再検討してみませんか? 今回は小野田寛郎さんの『生きる』を皆さんにお届けいたします。

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