「2015年11月」の記事一覧(2 / 11ページ)

高橋昌一郎先生の第二講義「理性の限界」私たちは、世界をどのように記述するのか?

高橋昌一郎先生の講義を始めます。 第二弾「理性の限界」 私たちは、世界を完全に記述することが 果たして出来るのでしょうか? 私たちが「世界に限界」があるように見えるのは、 なぜか? それは、自分と世界を切り離して認識する思考癖が あるため?? 第一弾では、「言語の限界」「予測の限界」「思考の限界」と 学び進めてきました。 今回は、より一歩踏み込んで「理性の限界」をテーマに 話題を進めていきましょう・・・

高橋昌一郎先生の第一講義「知性の限界」私たちは、世界をどこまで認識出来るのでしょうか??

前回、「ゲーデルの哲学」でお世話になった 高橋昌一郎先生・・・ 今回より、3回に分けて名調子の講義を 皆さんとともに受講していきたいと思います。 第一弾「知性の限界」 私たちは、どうも「完全な世界認識」が出来ないようですね。 なぜなら、「人間は世界内存在」(ハイデガー)だからです。 ゲーデルの「不完全性定理」でも触れましたが、 「私たちの住む世界の真偽について私たちの言語で証明出来ない」 ようです・・・

ロジャー・ペンローズの「心は量子で語れるか!?」物質から心(意識)は生まれるのか??

えっ、心って脳(物質だけ)から生まれるの? 英国の数理物理学者「ロジャー・ペンローズ」は、 「宇宙物理学」の分野では、あの車椅子の物理学者 「スティーブン・ホーキング」と共同作業して輝かしい 業績を上げてきました。 そのロジャー・ペンローズが、「心の科学」に挑戦!! 果たして、その成果は誰もが納得できる「仮説」なのか? 大きく世界観が変わってくるだけに興味津々です。 今回は、この本をご紹介しながら・・・

長沼毅先生の「宇宙がよろこぶ生命論」から「宇宙人としての人間」を実感してみよう!!

「宇宙がよろこぶ生命論」 人間は、知的生命体として「この宇宙」で 進化発展してきました。 最近の宇宙物理学によると、私たちが実際に 確認できる宇宙は、極々僅かだそうです。 生物=生物体とはいうものの、人間ほど 「ややこしい生き物」もいないようです。 地球生命体の中の人間とは、この宇宙において 一体いかなる存在か? 「宇宙人としての人間」を考察することで、 未来のあらたなる「宇宙創生」を考えてみまし・・・

三島由紀夫の「美しい星」を生誕90年、没後45年の節目の年に読み、人類の未来を考えよう!!

今日は、第45回「憂国忌」です。 生誕90年、没後45年の節目の年です。 晩年の政治騒動のイメージのために、 三島由紀夫の本当に伝えたかったことが かえって薄れてしまっているようです。 三島由紀夫の本当の魂の叫び声は、 「人類よ、絶望するなかれ!!」 「絶望の淵から、きっと甦るから希望を信じよ!!」 だったと思います。 そこで、三島由紀夫の最高傑作かつ異色のSF小説である 「美しい星」を皆さんとと・・・

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