「文学・心理学」の記事一覧(4 / 31ページ)

藤田正勝先生の「九鬼周造~理知と情熱のはざまに立つ<ことば>の哲学」人生意気に感ず、功名誰か復た論ぜん!?

「九鬼周造~理知と情熱のはざまに立つ<ことば>の哲学~」 九鬼周造の名著『「いき」の構造』の全注釈を手がけられた 藤田正勝先生による九鬼哲学入門書です。 「いき」とは、「生命の息吹」を蘇生させる美意識です。 現代日本文化は、純粋経済論理に押し切られ、 もはや「粋」ではなく「酔」の領域に達しています。 文化から色香が無くなれば・・・ 人情の機微も冷たくなるばかり。 今回は、この本をご紹介します。

中野信子/澤田匡人先生の「正しい恨みの晴らし方~科学で読み解くネガティブ感情」人生の貴重な時間を奪われないために!!

「正しい恨みの晴らし方~科学で読み解くネガティブ感情~」 『ホンマでっか!?TV』などの人気番組でお馴染みの 中野信子先生と感情心理学者である澤田匡人先生による <ネガティブ感情>という名の 心のコリを解きほぐす秘伝書です。 現代は、強力なストレスで否が応でも、 ネガティブ感情が高まる社会。 とはいえ、ネガティブ感情には、 生存本能も絡むだけに取り扱い要注意!! 今回は、この本をご紹介します。

大庭健先生の「いま、働くということ」<時は金なり>の本質を労働観の変遷とともに読み解く!!

「いま、働くということ」 倫理哲学者の大庭健先生が、 人間共有生命哲学の視点から、 <働くこと>が持つ本質的意義について、 ともに考察していくための素材を提供されています。 「働くことが、しんどい」は、 現代社会では、「生きることが、しんどい」とも 同義に扱われる世相にあって、 いかなる視点を持てば、 多少は生きやすくなるのでしょうか? そんな皆さんを応援する1冊。 今回は、この本をご紹介します。

先崎彰容先生の「ナショナリズムの復権」人間の深層心理面から再考するナショナリズム論!?

「ナショナリズムの復権」 『違和感の正体』などの著作で、 今話題の若手思想史研究者である先崎彰容先生による ナショナリズム再考論です。 「愛国心は、ならず者の最後の砦」(サミュエル・ジョンソン) などと、とかく否定的に解釈されがちなナショナリズムですが、 その当否を問わず、一度は、自らの胸に手を当てて 真摯に再考してみたいものです。 なぜなら、深層心理が絡むから。 今回は、この本をご紹介します。

小林朋道先生の「ヒトの脳にはクセがある~動物行動学的人間論」狩猟採集時代の名残「原始脳」が、不安と恐怖感情をもたらす!?

「ヒトの脳にはクセがある~動物行動学的人間論~」 動物行動学の視点から、ヒトを含めた様々な生物の 生態反応を観察されてこられた小林朋道先生が、 ヒトの行動「癖」について、分析考察された科学エッセーです。 人類が、文明を発達させてきた裏面には、 狩猟採集時代の名残である「原始脳」による情動本能が あるようです。 それが、欠乏感に対する不安や恐怖の根源にあります。 今回は、この本をご紹介します。

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