「産業・技術」の記事一覧(5 / 29ページ)

福井一先生の『音楽の感動を科学する』音楽にはヒトを癒す力があるとはいうものの・・・

『音楽の感動を科学する~ヒトはなぜ”ホモ・カントゥス”になったのか~』 音楽生理学などをご専門とされている福井一先生による著作。 現在、音楽を始めとする文化産業による市場経済効果には 目を見張るものがあります。 また、医療業界でも音楽療法には一定の効果があるとされ 積極活用されています。 しかし、科学的観点からはなお不透明な側面があることも 指摘されています。 今回は、この本をご紹介します。

ラース・スヴェンセン氏の『働くことの哲学』<弱くても勝てます!!>労働生活はどこまで実現可能でしょうか?

『働くことの哲学』 世界中で読み継がれている話題作『退屈の小さな哲学』で 著名なノルウェーの哲学者ラース・スヴェンセン氏による 労働(仕事)論です。 現在、日本でも様々な<働き方改革>に関する話題が 盛り上がりを見せていますが、 どうもイマイチ哲学的議論にまで発展する深みがないようです。 なぜなのでしょうか? 対象者がいわゆる上層サラリーマンに偏りすぎているから? 今回は、この本をご紹介します。

ミチオ・カク博士の『2100年の科学ライフ』<ドラえもん>もびっくり仰天!!現代科学の最先端はここまで来ている!?

『2100年の科学ライフ』 米国で活躍中の日系人物理学者ミチオ・カク博士が語る 最先端科学情報紹介を兼ねた<未来学>書です。 21世紀に入り、すでにインターネットや人工知能といった 情報革命の成果が私たちの日常生活に浸透しています。 とはいえ、現実の経済制度はこうした科学技術革命に 追いついていない現象も多発してきており、 人々の間で不安感も高まってきています。 今回は、この本をご紹介します。

リチャード・セネット氏の『クラフツマン~作ることは考えることである』物質との対話で獲得される技術知に学ぶ仕事哲学!!

『クラフツマン~作ることは考えることである~』 現代プラグマティズムを推進する米国の社会学者 リチャード・セネット氏による大著です。 高度に組織労働化された現代資本主義経済社会では 個々の仕事が分業化されているため全体像が 見えにくくなっています。 仕事を通じて個人の腕を磨き上げ 人格陶冶にも資する機会すら剥奪される一方です。 仕事に希望を見出すことは可能か? 今回はこの本をご紹介します。

リチャード・セイラー教授の『行動経済学の逆襲』主流(合理)派経済学界に挑んだある学者の歩みとともに学ぶ行動経済学入門書

『行動経済学の逆襲』 今、世界経済が混迷する中で従来型の「合理的」経済人を 大前提として堅固に構築されてきたかのように見える <主流派>経済学界に挑戦されてきたリチャード・セイラー教授による 行動経済学入門書。 行動経済学とは、人間の心理のうち特に「情動反応」に焦点を当てながら 現実経済社会における「限定」合理的行動形態に力点を置いた 反主流派経済学であります。 今回は、この本をご紹介します。

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