「社会科学」の記事一覧(3 / 10ページ)

ジョージ・A・アカロフ&ロバート・J・シラー博士『不道徳な見えざる手』現代日本に蔓延しすぎている俗流「(自由)市場批判論」にも警戒感を持つ視点を提供するとともに本来の<自由>市場の本質やその問題点を探究するヒントが満載です!!

ジョージ・A・アカロフ&ロバート・J・シラー博士 『不道徳な見えざる手~自由市場は人間の弱みにつけ込む~』 現代日本を含め世界各国にすら一般的誤解に基づく俗流批判論に晒されてきた 「自由市場」を題材に現実に生起している諸現象を解析。 その過程で次第に判明してきた現在の「鵺」的自由資本主義「市場」に 内在する問題点を捉え直すためのヒントが提供された啓蒙書です。 今回はこの本をご紹介します。

谷口正次氏の『経済学が世界を殺す』を読みながら浮かび上がってきた文系的思考法の盲点に挑戦してみました!!

『経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~』 元鉱山技師にして日本唯一を自称される資源・環境問題が ご専門のフリージャーナリスト谷口正次氏による 主流経済学への告発書。 本書では地球資源の有限性・稀少性を大前提とした <自然資本経営>論を下敷きに現代経済学の盲点を突かれているのですが・・・ 読み進めていくにつれて疑問も深まっていきます。 今回は、この本をご紹介します。

ルトガー・ブレグマン氏の『隷属なき道~AIとの競争に勝つベーシックインカムと1日3時間労働』BI制度導入後の諸問題についても考えておく必要あり!!(20世紀の歴史的教訓より)

『隷属なき道~AIとの競争に勝つベーシックインカムと1日3時間労働~』 今年のTEDカンファレンスでも注目された ルトガー・ブレグマン氏による著書です。 現在は第4次産業革命が進行中ですが、 最も人類の労働史上において 厳しい局面が訪れるだろうと予想されているのが、 汎用型AI全面導入後の第5次産業革命だと言われています。 人類社会はどう激変するのでしょうか? 今回は、この本をご紹介します。

リチャード・セイラー教授の『行動経済学の逆襲』主流(合理)派経済学界に挑んだある学者の歩みとともに学ぶ行動経済学入門書

『行動経済学の逆襲』 今、世界経済が混迷する中で従来型の「合理的」経済人を 大前提として堅固に構築されてきたかのように見える <主流派>経済学界に挑戦されてきたリチャード・セイラー教授による 行動経済学入門書。 行動経済学とは、人間の心理のうち特に「情動反応」に焦点を当てながら 現実経済社会における「限定」合理的行動形態に力点を置いた 反主流派経済学であります。 今回は、この本をご紹介します。

エドワード・O・ウィルソン博士の『ヒトはどこまで進化するのか』社会生物学からヒトの<知の可能性>について考える!!

世界有数の社会生物学者エドワード・O・ウィルソン博士による 『ヒトはどこまで進化するのか』 自然科学と人文社会科学の両分野に跨る架け橋をかけようと 知の統合に可能性を見出された科学者としても著名な方です。 本書もまた大論争にまで発展した刺激的な1冊です。 本書の結論にも賛否両論あるかと思いますが、 この本を素材に未来のヒトの可能性を考えてみましょう。 今回は、この本をご紹介します。

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