「社会科学」の記事一覧(6 / 10ページ)

岩村充先生の「中央銀行が終わる日~ビットコインと通貨の未来」仮想通貨の衝撃から見た中央銀行の役割と経済民主化・安定性考察

「中央銀行が終わる日~ビットコインと通貨の未来~」 元「日本銀行」職員の岩村充先生が、 ビットコインを始めとした「仮想通貨の衝撃」と 今後の通貨未来像、中央銀行の役割(主に、金融政策面)に ついて、分析考察された解説書です。 2016年現在、アベノミクスの金融主導の目玉である 未曾有の量的金融緩和策もマイナス金利導入や 多少の円高傾向などで正念場を迎えています。 今回は、この本をご紹介します。

ジェイムズ・D・スタイン氏の『不可能、不確定、不完全~「できない」を証明する数学の力』「不可能証明」でも「転用可能」!?

『不可能、不確定、不完全~「できない」を証明する数学の力』 「プターク=スタインの定理」として知られる ジェイムズ・D・スタイン氏が、 「知り得ない」や「できない」領域に焦点を当てた 物語風の数学啓蒙書です。 法学の世界では、「消極証明」は、「積極証明」よりも 絶望的に困難な証明法と言われますが、 数学の世界では必ずしも当てはまらないようです。 「予想外の効用?」 今回は、この本をご紹介します。

藤井聡先生の「<凡庸>という悪魔~21世紀の全体主義」<凡庸>であることは、「無責任社会」を許す原因!?

「<凡庸>という悪魔~21世紀の全体主義」 国土強靱化論などでお馴染みの藤井聡先生が、 「21世紀の全体主義」について分析考察されています。 著者は、防災減災ニューディール担当という 「政治的職務」も実践的に体験されてこられた学者さんです。 「悪質なデマは、絶対許さない!!」 そんな当然のことが、21世紀現在になってさえ、 人類は未だに学習克服されないでいます。 今回は、この本をご紹介します。

佐々木俊尚さんの『21世紀の自由論~「優しいリアリズム」の時代へ』溶解していく世界での調和的生き方を探るヒントの書!?

『21世紀の自由論~「優しいリアリズム」の時代へ~』 IT系独立ジャーナリストの佐々木俊尚さんが、 ますます極端な価値観に引き裂かれていく世界での 調和的生き方を考察されています。 現代日本も、世界の経済グローバル化の影響を受け、 国内における価値観が絶えず極端に揺れ動いています。 著者によると、大多数の「中間層」の声を 汲み上げる安全装置が、政治の現場には少ないとのこと。 今回は、この本をご紹介・・・

ニーアル・ファーガソン氏の「劣化国家」大いなる衰退論と技術的楽観論への反論から学ぶ社会再生論!!

「劣化国家」 イギリス生まれのハーバード大学歴史学教授である ニーアル・ファーガソン氏が語る「衰退社会再生論」です。 21世紀現在、多くの先進諸国家は「定常状態」にある といいます。 この「大いなる衰退」は、次世代から夢や希望を 剥奪してしまうことになります。 私たちは、自らの力でもって立ち上がるとともに、 社会再生のために相互協力しなければなりません。 今回は、この本をご紹介します。

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