「社会科学」の記事一覧(5 / 10ページ)

與那覇潤さんの『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史』媚中でも嫌中でもない世界史から見た日中史論とは!?

『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史~』 世界史的視点を持った若手の歴史学者である 與那覇潤さんが、新たな歴史観としての「中国化」という 観点から日中史を読み直します。 近現代史だけに焦点を合わせた歴史観では、 いわゆる「媚中派」や「嫌中派」といったレッテル貼りに 終始するだけで生産的な議論も実りません。 また、脱西洋史中心の世界史の見方もユニークです。 今回は、この本をご紹介します。

工藤律子さんの『ルポ雇用なしで生きる~スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦』政治的対立を超えた社会生活連帯経済へ!!

『ルポ雇用なしで生きる~スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦~』 NGO「ストリートチルドレンを考える会」共同代表で、 社会派ジャーナリストの工藤律子さんが、 代替的な民主的経済生活運営について、 スペインを舞台に取材されたルポです。 21世紀現在、政治的党派に関わらず、 万民にとって共通するテーマが、 「安心して持続的に暮らせる社会的連帯経済」であります。 今回は、この本をご紹介します。

出光佐三氏の「マルクスが日本に生まれていたら」企業も国家も社会も人間も「信なくば立たず!!」

「マルクスが日本に生まれていたら」 出光興産の創業者にして百田尚樹さんの 小説『海賊とよばれた男』の主人公モデルとも される出光佐三氏の哲学思想を語った本です。 「本来の日本人に戻ろう!!」 そして、『「対立闘争観」の迷妄から覚醒して、 日々の仕事を通じた社会貢献に勤しもう!!』 真面目な勤労・勤勉が軽視されていく時代だからこそ、 学び直したい現代。 景気回復祈願。 今回は、この本をご紹介します。

松田久一さんの「ジェネレーショノミクス~経済は世代交代で動く」世代によって形成される経済心理に学ぶ!!

「ジェネレーショノミクス~経済は世代交代で動く~」 市場調査研究の専門家である松田久一さんが、 世代論をテーマに、未来経済の方向性を 分析考察されたビジネス書。 現在、心理効果を狙って、デフレ脱却へ向けた 最終的出口戦略を探っている「アベノミクス」ですが、 中長期的安定成長を目指すには、世代間における 経済価値意識指標も不可欠だと思われます。 その参考資料として、 今回は、この本をご紹介します。

諸富徹先生の「私たちはなぜ税金を納めるのか~租税の経済思想史」今一度、「代表なければ課税なし!!」の意義を確認しよう!!

「私たちはなぜ税金を納めるのか~租税の経済思想史~」 諸富徹先生が、世界の租税史から見た国民経済思想の変遷や、 今後の国際経済における課税政策の動向などを、 解説されています。 先週末に、「伊勢志摩サミット」が閉幕しました。 サミット前からも総理ご自身の発言内容に 注目が集まっていましたが、意外な結末で、 驚いておられる方も多いことでしょう。 消費増税再延期!? 今回は、この本をご紹介します。

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