「哲学・宗教」の記事一覧(13 / 48ページ)

菊池聡先生の「なぜ疑似科学を信じるのか~思い込みが生みだすニセの科学」情動訴求型産業資本主義社会で賢く生きる知恵とは!?

「なぜ疑似科学を信じるのか~思い込みが生みだすニセの科学~」 認知心理学者の菊池聡先生が、 ニセ科学が大流行する背景事情について、 心理学的観点から解説されている本です。 現代社会は、あらゆる点で、 「情動訴求型」社会だと、しばしば言及されています。 こうした人間心理を操作しながら回転していく 時代では、自己防衛意識がきわめて重要となってきます。 今回は、この本をご紹介します。

高橋和夫先生の「スウェーデンボルグの思想」科学から神秘世界への探究を目指した極北の天才に学ぶ!!

「スウェーデンボルグの思想」 高橋和夫先生による「極北の天才」 エマヌエル・スウェーデンボルグに関する入門書です。 ヘレン・ケラーやゲーテなど錚々たる偉人に 多大な影響を与えた巨人に、 現代学問の知的限界を突破していく姿勢を学びます。 現代社会は、明るい理性の時代といわれます。 それでは、なぜ日々の世界には、暗い闇が侵入してくる場面に 遭遇するのでしょうか? 今回は、この本をご紹介します。

鄭雄一先生の「東大理系教授が考える道徳のメカニズム」外圧的同調に屈しない自己規範の可能性を考える!!

「東大理系教授が考える道徳のメカニズム」 「骨博士」として世界的に著名な鄭雄一先生が、 子どもからの質問に応答する形で 道徳について探究された一試論です。 現代社会は、価値観が絶えず揺れ動く 多様な世界が大前提です。 一方で、社会共通の外部規範がなくては 大混乱が生じるのも真実。 また、自ら問い考え、学び続ける 自前の内部規範としての倫理にも注目が集まっています。 今回は、この本をご紹介します。

細田晴子先生の「カストロとフランコ~冷戦期外交の舞台裏」単純な世界観に抵抗する偉大な独裁精神とは??

「カストロとフランコ~冷戦期外交の舞台裏~」 在スペイン日本国大使館などに勤務されたご経験のある 元外交官の細田晴子先生が、東西二極構造で対立を 深めていったとされる、公式冷戦期史観に挑戦された 好著です。 単純な政治的世界観に拘束されずに生き残った スペインとキューバを主軸に、今後の未来政治経済に 活用できる知恵を学びましょう。 「独裁(者)って、悪人なの!?」 今回は、この本をご紹介します。

松尾匡先生の「自由のジレンマを解く~グローバル時代に守るべき価値とは何か」流動化社会に最適化した自由論の探究!!

「自由のジレンマを解く~グローバル時代に守るべき価値とは何か」 今や少なきマルクス経済学者の松尾匡先生が、 マルクスやアマルティア・センなどの思想的切り口を 活用しながら、流動化する一方の現代社会に最適化した 新たな自由論を提案されています。 今日の混迷は、従来型の左派リベラリズムや 右派リバタリアンの狭い視野がもたらした!? 疎外なき人間社会を展望します。 今回は、この本をご紹介します。

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