「哲学・宗教」の記事一覧(33 / 48ページ)

菊池誠さんの「科学と神秘のあいだ」を読み、日常生活に潜む疑問点を考えよう!!

「科学と神秘のあいだ」 現代社会は、科学とニセ科学で溢れかえっており、 不信感が増幅されていく仕組みになっているようです。 そうした日常生活に潜む疑問点を一つ一つ検証して いこうとされている方が、菊池誠さんです。 管理人も典型的な文系人間であり、幼い頃から 「科学的世界」には興味関心がありながらも、 その「科学的思考法」には馴染めませんでした。 その結果、時に「神秘な世界」に紛れ込むことも しばし・・・

伊藤健太郎さんの「運命を切り開く因果の法則」運命を論理的に科学する!?「立命的生き方」に転換させていきましょう!!

伊藤健太郎さんの「運命を切り開く因果の法則」 ベストセラーとなった「なぜ生きる」(1万年堂出版)の 共著者の一人である「哲学者」がお書きになった本です。 「人生は、宿命によりすでに決定されているのか?」 「人生は、偶然の要素に満たされているのか?」 それとも、 「真実はその中間辺りに存在するのか?」 人類の哲学史は、大方この3パターンで展開されてきたようですね。 今回は、この本をご紹介しながら考え・・・

國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」を読み、充実した人生を取り戻す術を考えよう!!

國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」 「豊かな社会」になればなるほど、 人生の充実感が得られなくなっていくのは、なぜ? 人類は、約1万年前に「不定住」な狩猟採集生活から 「定住」な農耕牧畜生活に移行していきました。 しかし、今からわずか200年ほど前より急激な技術革新が 進んでいった結果、今では当然視されている 「定住生活思考」こそが人類を苦しめているのではないか? との意見も耳にするようになりま・・・

現代社会思想の原型を知るために、「ギリシア哲学入門」を読もう!!永久平和に向けて対話術の大切さを学ぼう!!

岩田靖夫先生の「ギリシア哲学入門」 現代ギリシャは、ユーロ問題の責任もあり、 「世界の厄介者」扱いされています。 それでも、「腐っても鯛」です。 現代社会は、何やかんや言っても 古代ギリシャの三大哲学者によって、 形作られてきたと言っても過言ではありません。 オリンピック思想も、古代ギリシア哲学が土台となっています。 2015年現在、まだまだ「永久平和」への道のりには 険しいものがありますが、この・・・

熊野純彦先生の「レヴィナス入門」を読み、この世界に放り出された異邦人としての自分を見つめ直そう!!

熊野純彦先生の「レヴィナス入門」 レヴィナスと言われても、日本では あまり知られていない哲学者です。 20世紀初頭の激動期に生を受けた ユダヤ人の哲学者です。 「人間は、ある日突然この世にポーンと突き出される」 このことは、ある意味驚異であります。 人間は、人間である限り絶えず「他者との出会い」に 緊張感を強いられます。 ユダヤ人は、歴史的に少数派にして異邦人として 絶えず迫害の脅威にさらされてき・・・

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