「芸術」の記事一覧(2 / 23ページ)

中野信子女史の『メタル脳~天才は残酷な音楽を好む~』大勢順応志向ではない<非>社会的生活を否応なくせざるを得なくなる  近未来の人類へ向けられた人生応援讃歌エッセーです!!

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中野信子女史の『メタル脳~天才は残酷な音楽を好む~』 <天才>とか<頭がよくなる>とかは保証できませんが 本書はあくまでもエッセー集として楽しめる1冊。 ですので純粋学問的批評であまり突っ込みすぎず この厳しい日常生活の中で固くなった頭と体と心を 軽く解きほぐすような感覚でお楽しみ下さいませ。 能書き不要。 『へヴィメタルは贅沢なロケンロール!!』なんであります。 今回はこの本をご紹介します。

イーヴァル・エクランド氏の『予測不可能性、あるいは計算の魔』世界が<計量万能化思考>へと向かいつつある前途に警鐘鳴らす 数理哲学啓蒙書です!!

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イーヴァル・エクランド氏『予測不可能性、あるいは計算の魔』 いつの時代も不確実な世界に住むのが人類の宿命。 もともと有限なる存在がなぜ無限性に憧れるようになったのか? それはやがて消えゆく身に何らかの安堵感を欲したからなのでしょうか? 現在、世界に人類究極の夢である<計量万能化>の嵐が吹き荒れる中 原点に立ち返った反省も必要な時期が訪れようとしているようです。 今回はこの本をご紹介します。

信原幸弘先生の『情動の哲学入門』本格的なAI時代に向けて人間の価値を担う<情動>の役割を考察する1冊!!

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<心(意識)の哲学>の分野を研究されてこられた 信原幸弘先生による『情動の哲学入門~価値・道徳・生きる意味~』 すでに本格的な始動過程に突入しているAI時代において 人間にはどのような役割や期待価値が残されているのでしょうか? 近年このような議論が各界で繰り広げられてきました。 哲学的には身体感覚が重要な分岐点だとされ、 とりわけ<情動>に注目が集まっています。 今回はこの本をご紹介します。

ライアン・エイヴェント氏『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか』<ニューエコノミー>論を一度総括しながら近未来へ向けての新たな一歩を踏み出すための経済論考集です!!

ライアン・エイヴェント氏『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか』 前世期末からの革新的デジタルテクノロジーに 牽引されながら従来の経済構造が変容してきました。 人々の経済観や経済政策論に対しても大幅な見直しを 強く迫ってきたというニューエコノミー論。 そこには大きな期待感がある反面、 これまでの勤労観や経済観を否応なしに変えざるを得ない 種もあると言います。 今回はこの本をご紹介します。

丹羽敏雄先生の『数学は世界を解明できるか』人類は世界をどのように認識してきたのかを振り返らせてくれる<数学的世界解析論>

丹羽敏雄先生の『数学は世界を解明できるか~カオスと予定調和~』 人類は有史以来この世界をどのように認識しイメージ形成を 図ってきたのでしょうか? 一見すると混沌に満ち溢れた世界に一定の秩序感を与えたい。 それは人類の世界内における存在的安心感を強く切望する 本能的心理に由来するものでしょう。 もし、未来動向を確実に数学的に予想できる可能性が 一抹でもあれば・・・ 今回はこの本をご紹介します。

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