35歳からの再挑戦!!サイエンスライター「竹内薫さん」からヒントをもらう!!
「35歳」
社会に出てそろそろ人生が詰まる節目。
その歳までに「順調」だった人も「逆境」だった人も
真剣に考えておきたいこと。
「再チャレンジしたい!!」
「でも、どうすればいいのか分からない」
そんな方にお薦めの本をご紹介します。
「35歳までに身につけておきたい自分の価値を高める知力」(竹内薫著、すばる舎、2010年)
メディアでもご活躍中のサイエンスライター「竹内薫さん」
そんな「竹内薫さん」も「自分の職業の型」を確立するまで
紆余曲折の人生を歩んで来られたようです。
日本では、「サイエンスライター」という職業はまだ一般には
なじみがないようです。
このたびの「ノーベル賞受賞」の解説でも、たいていは大学の
先生がその役割を果たしています。
民間の解説者というのは、なぜか日本では軽い扱いのようです。
そんな民間の「サイエンスライター」の草分けでもあり、
ご自身も茨の道を歩んで来られた経歴から「生き抜くヒント」を
得ようというわけで取り上げてみました。
「モラトリアム」の時期も人生には必要!!
現代社会は、複雑です。
「職業もいろいろ、人生もいろいろ。」
かつて、そんなことをおっしゃった首相もいましたね。
現代社会は、昔に比べて豊かになり選択肢も多くなった反面、
「人生の方向オンチ」になって「自分探し」をする若者も多いようです。
一方で、そのような「自分探し」を「モラトリアム人間」(小此木啓吾)
としてあまりよくないイメージで語る有識者もいるようです。
でも、「人生を充実して生き抜く」には、「モラトリアムの季節」も必要。
その「モラトリアムの季節」をどう過ごすかによって、「人生の方向性」
は良くも悪くも決定していくようです。
では、どんな過ごし方をすれば「自分探し」で迷わないのか?
そんなコツが、この本では記載されています。
再び飛翔するために!!
「知識」を「知恵」に変えていくコツ。
「常に自分と他人との意識のギャップを見つめていく」・・・
など、厳しい社会の荒波を乗り切っていくうえでの
「生き抜くヒント」が満載です。
「専門家になりすぎることが、かえってリスクとなる時代」
絶えず自分の「仕事」を柔軟に見直す必要にせまられます。
この「モラトリアムの季節」において、「人生の方向性、
自分の志向性」を「社会のニーズ」に合わせていく工夫を
練る必要が出てきます。
社会に出てからも絶えず「仕事の工夫」を考察していかなくてはなりません。
「仕事を軽く流す」
そんな悪いクセを一度身につけてしまうと、軌道修正が著しく困難になる
とも言います。
「何か一つ達成したら、それはもう過去のもの」
「一見ムダなように見えるものこそ、あとになって活きてくる」
「自己満足で終わらせず、自分の『仕事』を絶えず検証・修正していくこと」
「失敗から逃げず、自分本位の『仕事』をしないようにするクセ付け」
など、「仕事術」についてのヒントも出してくれています。
「35歳からの再出発」
確かに現状は厳しいかもしれません。
しかし、「人生における志」を見つけることが出来さえすれば、
そこから先は「飛翔あるのみ!!」
「お金」にならない仕事も積極的にする。
そこから「あなたの無限の可能性が開かれていく」
世の中は、自分が思うほど悪くはないのかもしれません。
「人との縁をたぐり寄せる」ためには、
「自分に何が出来るのか?」
その「自信」を深めていく努力が必要になってきます。
「どんなことからでもいい。」
「自分に出来る範囲からチャレンジしてみる。」
「大きく伸びるためには、大きく縮まなければならない。」
ですから、現在「厳しい環境」におられる方も決して「あきらめない」
で下さいね。
「今は人生の冬の季節。」
「でも、必ず春はやってくる。」
これが、自然の姿です。
ともに「世の中」を「明るくするため」に力を合わせていきましょう。
「人は見えない糸でつながっています。」
最後までお読み頂きありがとうございました。
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[…] 前にもご紹介した竹内薫さんもそうしたお一人です。 […]