ニッチな分野で生き残る戦略「荒俣宏さん」の勉強法・仕事術を公開!!

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メディアでおなじみの「荒俣宏さん」

そんな「荒俣宏さん」が、現代社会を生き抜くコツを

披露してくれます。

どの分野の仕事でもいまや「飽和状態」

めまぐるしく変転する社会では、もはや「仕事がなくなる!!」

そんな「不安やおそれ」もあるかと思います。

「心配ご無用!!」

「ニッチ=すき間」で、生き残る戦術・戦略がきちんとあるのです。

そこで、今回は「荒俣宏さん」の「勉強法・仕事術」を公開した

この本をご紹介します。

「0点主義~新しい知的生産の技術57~」(荒俣宏著、講談社、2012年)

今から15年ほど前、大学の一般教養「生物の多様性だったかな?」

の授業で、15年後には「君たちの仕事は大半がなくなる」と言われたのが、

強烈に頭に焼き付いています。

実際、社会の技術革新がそれに拍車をかけているようです。

「マイナンバー制度」で「総務や経理」の「仕事」がなくなるとも

巷では話題になっています。

大半の「情報処理作業」に従事するサラリーマンは、「機械」に

置き換えられていく方向にあるようです。

今後は、「知的財産分野」がビジネスの戦場となっていくとも予想されています。

「創造力」を要する分野こそ「生き残る仕事」

そのため、この「失われた20年間」ずっと強調されてきたのは、

「規模の拡大はもう限界!!」

「ニッチな分野をいかに開拓するか?」ということでした。

昨今では「ブルーオーシャン戦略」という言葉も

マーケティング分野では流行語となっています。

そんな時代には、どのような心構えで「勉強や仕事探し」を

していけばいいのか?

こんな疑問にも応えてくれるのが本書のいいところ。

マニアックな「ニッチ」を狙え!!

マーケティング分野では「ブルーオーシャン=安全な領海」

で生き抜く方法が話題となっています。

現代社会は、組織の規模が大きくなりすぎて、ほとんどの産業分野

が「メガ企業」に囲まれてしまっています。

そのため「ニッチ=すき間なんてあるわけないやろ!!」という声

も聞こえてきそうです。

しかし、「機械と人間との競争」

世界的な「少子高齢化」の時代だからこそ、「ニッチ」を狙うべき

ではないでしょうか?

「希望さえ失わずに自分の得意分野を早期発見できるなら、必ず生き残れます!!」

そこで必要な思考方法が「想像力と創造力」です。

では、どんな方法で「生き残るための仕事」を作っていくか?

それには、「どんな勉強法がいいのか?」

「やってみないことにはわからない!!」

「不人気なものにこそ、宝が眠っている」

「『わからない』ことは埋蔵金になる」

「競争不要の『隙間』をたくさんみつけていく」

「大得意なものをみつけ、人生を長期戦でとらえる」・・・

など、たくさんのヒントがこの本には詰まっています。

「あきらめるのは早すぎる!!」

そんな「勇気」が湧いてくる1冊です。

面白いことに、未来社会は技術革新を味方につけることが

できれば「アイディア」次第で個人でも世界で挑戦できます。

IT革命以前の「スケールメリット」は「物理的な規模拡大」

により追求されていました。

IT革命後の現在は、ソフトパワー戦術・戦略が有効。

できるだけ「消耗戦」に入ることを避けて「スモール・アメーバ戦術・戦略」

で生き抜いていきましょう。

「ネタ」は、知的好奇心さえ失うことがなければ、豊富にあるでしょう。

当たり前かもしれませんが「やってみないことにはわからない!!」

「コツコツと地道に」

「淡々と黙々と」

作業を続けていけば「新たな仕事」も生み出すことができるでしょう。

「とにかく今は絶えず実験してみないと分からない時代」

そんな時代にふさわしい「仕事術・勉強術」をこの本は示唆してくれます。

皆さんも独自の「アラマタワールド」を創作してみませんか?

きっと、悔いのない人生を送ることができるでしょう。

関連本として、次の本をご紹介しておきましょう。

『ザ・マインドマップ 新版~脳の無限の可能性を引き出す技術~』

(トニー・ブザン、バリー・ブザン著、ダイヤモンド社)

『天才のノート術~連想が連想を呼ぶマインドマップ<内山式>超思考法』

(内山雅人著、講談社+α新書)

『教養は「事典」で磨け~ネットではできない「知の技法」~』

(成毛眞著、光文社新書)

最後までお読み頂きありがとうございました。

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