「前例なんていらない!!」水樹奈々さんの「深愛」を読んで「開拓者精神」を身につけよう!!

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「人生には何一つ無駄な経験はない」

「前例なんていらない」

「道なき道は自分が造る」

「本当に信じられる人に出会いたい」

人生を真剣に歩んでいると、これらの言葉に

ふさわしい場面に遭遇すると思います。

くじけそうになった時でも、忘れたくない言葉・・・

それは、「ありがとう」

本日は、「スペシャル芸能人」水樹奈々さんに

「開拓者精神」を学ぼうと、皆さんにこの本を

お届けします。

「深愛」(水樹奈々著、幻冬舎文庫、2014年)

※ 2011年に出版された「単行本」に加筆修正のうえ「文庫化」されたものです。

水樹奈々さん(以下、著者)は、今をときめく「声優」などもこなす

スーパーアイドル歌手です。

NHK「紅白歌合戦」でもご活躍中です。

「アイドル」とはいっても、管理人と同じく35歳。

同世代の親しみも込めてご紹介させて頂きました。

そんな著者も、元は「演歌歌手」を目指して愛媛から上京してきました。

上京後、堀越学園高校の「芸能コース」に入学するも「皆勤賞」

つまり、「仕事がまったくない!!」

ボイストレーナーの先生宅に下宿するも、日々の生活費に事欠く有様・・・

そんな厳しい毎日だったようですが、勉強は誰よりも一生懸命にこなして

「優等生」でした。

しかも、同時に「声優」を目指して「専門学校」にも通学するという

「三足のわらじ」を履いていました。

デビューは、管理人が学生だった頃(97年~)のようですが、

つい数年前までは、まったく知らなかったのです。

管理人は、普段全く「アニメ」や「ゲーム」をしないので

出会うきっかけが、なかったのです。

奇しくも出会いは、著者が所属するレコード会社「キングレコード」から

活躍中の知る人ぞ知る「妖怪ヘヴィメタルバンド」陰陽座からでした。

テレビアニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」

このアニメのオープニングテーマ曲が、陰陽座の「甲賀忍法帖」

ちなみに、陰陽座のボーカリストは「大阪」出身、他のメンバーは

著者と同じく「愛媛」出身です。

あまりにも「奇妙かつ偶然の一致」でビックリでした。

そして、エンディングテーマ曲が

著者の「ヒメムラサキ」「WILD EYES」です。

こんなこともあって水樹奈々さんを「応援」することになったのです。

「本当に信じられる人に出会いたい」

著者は、幼い頃から「演歌歌手」を目指して人とは違う道を

歩んできたためか、学校でも「浮いた存在だった」ようです。

同世代と話す「話題」も大きく異なっていたため、

「いじめられていた」とも・・・

しかも、「勉強も出来るガリ勉の優等生」

本人は極力目立たないように地味にしていても、

周りからは「いじられてしまう」という悲しいキャラだったそうです。

この辺りは、管理人にも思い当たるような・・・

日本では、何かに秀でてしまうと「目をつけられてしまう」のですね。

だからでしょうか?

卒業時に、クラスのメンバーから「住所と電話番号の書かれたメモ」を

渡された時に、とまどい「全部捨てた」と語ります。

管理人も思い当たりますが、「同窓会」などで

かつての「いじめっ子」に会っても当人は覚えていないのですね。

著者も語っていますが、そんな時でも

「励まし理解してくれる人は、本当に有り難い」ものです。

「人の勝手な都合に惑わされてばかりの弱い人間にはなりたくなかったのだ。」

「本当に信じられる人に出会いたい。」と・・・

著者も「負けん気が強かった」のか、「登校拒否だけはしなかった。」

この点は、共感できます。

「優等生」であればクラスの全員に無視されても

「大した?自信・度胸」なのか「免疫力」がついてくるようです。

この時の「教訓」は「社会人」になってからも役に立っています。

「光栄ある孤立」(イギリスの外交政策)

という言葉を知ったのも「中学生(思春期の頃)」でした。

ですから、今現在「いじめ」などで死ぬほど苦しみ悩んでいても

「何とか生き残るように一芸を見つけてみて下さい」

それでも、しんどければ「登校拒否」という選択肢もあります。

今の世の中、「フリースクール」など「相談者」も昔に比べて

選択肢はたくさんあります。

ただ、「甘え癖」だけはつけないで頂きたいのです。

人生を歩んでいく上で、いつかは「社会との折り合い」に

決着する時が来るのですから・・・

「なるたけ早い時期」の方がいいでしょう。

先輩からのアドバイスです。

また、成功の秘訣は

「背水の陣(もう後には引けないように退路を自ら断つこと)」

です。

「純粋さ」にかなうものはない!!

著者は、語っています。

「でも、何かひとつのことに向き合っていくとき、純粋さに

かなうものはないと、私は今でもそう思うのだ。」

「混じりけのない想いは、必ず人に伝わる。」

「私は経験上それを知っているし、そうあることを信じている。」

やはり、「人との出会いがすべて」であるようです。

人は、どこでどうつながっているか分かりません。

著者は、「声優」についても語っていますが

「書く」という「仕事」もよく似たところがあるなぁ~と

感じました。

「直接対面できないお客さん」に向かって必死に

「キャラクター」などを通じて、本心を伝えたりと

「想像力」を人並み以上に駆使していかなければ

ならない「仕事」です。

著者は、もちろん「作詞」も手がけていますから

文章も達筆!!

管理人もまだまだ「修業の身」

どこまで「羽ばたいていけるかは未知数」ですが、

皆さんに感謝しながらともに歩んでいきたいと

願っています。

それにしても、「思春期(14歳)」は、つくづく「悩ましい時期」ですね。

この時期以外でも、人間は「節目・転換期」に大きな困難に

出会います。

そんな時は、著者の「深愛」を座右の書にして頂ければ

幸いです。

(もちろん、管理人の「ささやかなブログ」も支えにして頂ければ

有り難いことこの上ないことですが。・・・)

最後に、敬愛する水樹奈々さん及び陰陽座メンバーの故郷

「愛媛」の輩出した仏教詩人「坂村真民」さんの詩で

お別れしたいと思います。

「念ずれば花ひらく!!」

最後までお読み頂きありがとうございました。

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