「産業・技術」の記事一覧(2 / 29ページ)

今村仁司先生の『貨幣とは何だろうか』キャッシュレス社会が招き寄せるかもしれぬ戦慄の世界を回避する知恵を学ぼう!!

今村仁司先生の『貨幣とは何だろうか』 今から遡ること25年ほど前のこと。 貨幣「廃棄」へと突き進む未来社会に悪夢を見た賢者あり。 昨今キャッシュレス社会化が進み、評価経済論が話題となっています。 芸能人なども含めたこの論に関するきわめて楽観的な未来予想図を描く 論者の意見が注目されています。 でもちょっと待った!! そこには思わぬ落とし穴が待ち受けているかもです。 今回はこの本をご紹介します。

アラン・シュピオ氏の『法的人間~法の人類学的機能~』人間社会の潤滑油である<中間媒介項=法>の重要性を労働問題をテーマに深く掘り下げた論考集

2019年亥年。謹賀新年あけましておめでとうございます。 アラン・シュピオ氏『法的人間ホモ・ジュリディクス~法の人類学的機能~』 近年急上昇話題となっているデジタルエコノミー論。 便利になる反面、予期せぬ深刻な事態が 私たち人間社会生活を直撃しています。 生産性の高度化も度が過ぎれば人間を狂気へと誘ってしまいます。 その防御緩衝壁役に<法>が注目されています。 今回はこの本をご紹介します。

ライアン・エイヴェント氏『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか』<ニューエコノミー>論を一度総括しながら近未来へ向けての新たな一歩を踏み出すための経済論考集です!!

ライアン・エイヴェント氏『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか』 前世期末からの革新的デジタルテクノロジーに 牽引されながら従来の経済構造が変容してきました。 人々の経済観や経済政策論に対しても大幅な見直しを 強く迫ってきたというニューエコノミー論。 そこには大きな期待感がある反面、 これまでの勤労観や経済観を否応なしに変えざるを得ない 種もあると言います。 今回はこの本をご紹介します。

ロバート・H・フランク博士の『ダーウィン・エコノミー』生物進化論的観点も取り入れた異色の経済学入門啓蒙書!!

ロバート・H・フランク博士の『ダーウィン・エコノミー』 効率的な市場は<神の見えざる手>によって動くとの見立てで 説明されることが多い現代経済学市場観に物申す異色の洞察書です。 ダーウィンが見出した生物進化論の観点をも加味させて 市場に関する分析考察を深めていけば、 経済学で説明されるいわゆる<合成の誤謬>の論拠も あらたに補強証明されるようですね。 今回はこの本のご紹介とともに続考します。

ジョージ・A・アカロフ&ロバート・J・シラー博士『不道徳な見えざる手』現代日本に蔓延しすぎている俗流「(自由)市場批判論」にも警戒感を持つ視点を提供するとともに本来の<自由>市場の本質やその問題点を探究するヒントが満載です!!

ジョージ・A・アカロフ&ロバート・J・シラー博士 『不道徳な見えざる手~自由市場は人間の弱みにつけ込む~』 現代日本を含め世界各国にすら一般的誤解に基づく俗流批判論に晒されてきた 「自由市場」を題材に現実に生起している諸現象を解析。 その過程で次第に判明してきた現在の「鵺」的自由資本主義「市場」に 内在する問題点を捉え直すためのヒントが提供された啓蒙書です。 今回はこの本をご紹介します。

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