「処世術」の記事一覧(18 / 73ページ)

松尾匡先生の「自由のジレンマを解く~グローバル時代に守るべき価値とは何か」流動化社会に最適化した自由論の探究!!

「自由のジレンマを解く~グローバル時代に守るべき価値とは何か」 今や少なきマルクス経済学者の松尾匡先生が、 マルクスやアマルティア・センなどの思想的切り口を 活用しながら、流動化する一方の現代社会に最適化した 新たな自由論を提案されています。 今日の混迷は、従来型の左派リベラリズムや 右派リバタリアンの狭い視野がもたらした!? 疎外なき人間社会を展望します。 今回は、この本をご紹介します。

野坂昭如さんの「終末の思想」今だからこそ、食料の大切さと生きる意味を問うエッセーに耳を傾けよう!!

「終末の思想」 昨年暮れにお亡くなりになられた 直木賞作家にして元参議院議員など 生前多彩な活動をされた野坂昭如さん。 その野坂さんの最晩年の遺稿集です。 『火垂るの墓』などでも知られるように、 ご自身は、「焼跡闇市派」を標榜されるなど、 価値観が激変していく中での人間の悲喜劇を 詳細に描いた作品を提供されています。 今もっとも大切なテーマは、食(職)と死生観です。 今回は、この本をご紹介します。

西部邁先生の「焚書坑儒のすすめ~エコノミストの恣意を思惟して」政治が大混乱の時、経済もまた混迷を窮める!!

「焚書坑儒のすすめ~エコノミストの恣意を思惟して~」 西部邁先生が、エコノミスト(経済評論家)の 無責任言説を鋭く斬っている政治経済論エッセーです。 今日の世界経済の大混乱の大本は、 政治指導力が心許ないから?? 「失われた20年」は、もうこりごり・・・ 真面目に人生を考えながら、より良く生きることを 望まれる若者の皆さんにこそ、ご一読して頂きたい1冊です。 今回は、この本をご紹介します。

佐々木孝先生の「ドン・キホーテの哲学~ウナムーノの思想と生涯」激動する世界情勢に生きる人間の精神的平衡を探るヒント!?

「ドン・キホーテの哲学~ウナムーノの思想と生涯~」 現代スペイン思想の紹介者として活躍されてきた 佐々木孝先生が、オルテガとも比較される ウナムーノの思想と生涯を通じて、 「ドン・キホーテの哲学」とともに探究されています。 現代ヨーロッパでは、英国のEU離脱問題などで 亀裂が生じていますが、このような激震から 今後の世界史と人間精神はどう揺れ動くのでしょうか? 今回は、この本をご紹介します。

與那覇潤さんの『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史』媚中でも嫌中でもない世界史から見た日中史論とは!?

『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史~』 世界史的視点を持った若手の歴史学者である 與那覇潤さんが、新たな歴史観としての「中国化」という 観点から日中史を読み直します。 近現代史だけに焦点を合わせた歴史観では、 いわゆる「媚中派」や「嫌中派」といったレッテル貼りに 終始するだけで生産的な議論も実りません。 また、脱西洋史中心の世界史の見方もユニークです。 今回は、この本をご紹介します。

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