「哲学・宗教」の記事一覧(10 / 48ページ)

先崎彰容先生の「ナショナリズムの復権」人間の深層心理面から再考するナショナリズム論!?

「ナショナリズムの復権」 『違和感の正体』などの著作で、 今話題の若手思想史研究者である先崎彰容先生による ナショナリズム再考論です。 「愛国心は、ならず者の最後の砦」(サミュエル・ジョンソン) などと、とかく否定的に解釈されがちなナショナリズムですが、 その当否を問わず、一度は、自らの胸に手を当てて 真摯に再考してみたいものです。 なぜなら、深層心理が絡むから。 今回は、この本をご紹介します。

小林朋道先生の「ヒトの脳にはクセがある~動物行動学的人間論」狩猟採集時代の名残「原始脳」が、不安と恐怖感情をもたらす!?

「ヒトの脳にはクセがある~動物行動学的人間論~」 動物行動学の視点から、ヒトを含めた様々な生物の 生態反応を観察されてこられた小林朋道先生が、 ヒトの行動「癖」について、分析考察された科学エッセーです。 人類が、文明を発達させてきた裏面には、 狩猟採集時代の名残である「原始脳」による情動本能が あるようです。 それが、欠乏感に対する不安や恐怖の根源にあります。 今回は、この本をご紹介します。

加藤文元先生の「数学の想像力~正しさの深層に何があるのか~」<神なき>時代における内的確信を掴むヒントとは??

「数学の想像力~正しさの深層に何があるのか~」 数学者の加藤文元先生が、<神なき>時代における 真理の正しさの根拠について、数学史探究とともに 分析考察されています。 21世紀現在には、いわゆる<絶対的>真理など ほぼ崩れ去ったと、学問的には解されています。 一方で、世俗的世界では、 その不安定感に耐えられず、わかりやすさの前に 立ち往生するかの現状にあります。 今回は、この本をご紹介します。

リリアン・R・リーバー氏の「数学は世界を変える」調和のための美的探究こそ、数学の魅力だ!!これからの人類のために・・・

「数学は世界を変える」 第二次世界大戦中に、リリアン・R・リーバー氏が、 人類の未来を憂慮されながら、 一般人向けに数学の考え方をやさしく説かれた 数学入門書の古典です。 世界に調和と愛を復活されようと尽力された かのアインシュタイン博士も絶賛した名著です。 21世紀現在、再び、世界に暗雲が漂いつつあるからこそ、 多くの人びとに是非ご一読願いたい1冊です。 今回は、この本をご紹介します。

山竹伸二先生の「心理療法という謎~心が治るとはどういうことか」<心の病>から人間の本質に迫る「心理療法総合案内書」!?

「心理療法という謎~心が治るとはどういうことか~」 哲学・心理学をテーマに、 独自の批評活動をされている山竹伸二先生が、 現代社会病理現象とも評される「心理療法の謎」を解析されながら、 多種多様な「心理療法」の整理整頓をされています。 「心の病」をテーマに、人間の本質探究にも踏み込みながら、 心理療法の共通原理について分析考察された 「心理療法総合案内書」!? 今回は、この本をご紹介します。

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