「哲学・宗教」の記事一覧(11 / 48ページ)

武田晴人先生の「仕事と日本人」私たち現代社会人は、特殊「近代」的労働観に拘束されている!?

「仕事と日本人」 経済史研究がご専門の武田晴人先生が、 歴史的な観点から、現代社会人の特殊的労働観を 解析しながら、「<働く>ことの意義」を問いかける 問題提起の書です。 現代社会人とは、「合理的経済人」だと仮定するのが、 「近現代」経済学の主流学説ですが、 今や「学界」を飛び越えて、特殊な労働イデオロギーが 私たちの「経済」生活を拘束しているようです。 今回は、この本をご紹介します。

本田有明さんの「ソクラテス・メソッド~説得せずに“YES”がひきだせる!」対話技法の有意義な活用が周りを明るくする!?

「ソクラテス・メソッド~説得せずに“YES”がひきだせる!」 企業向けの人事教育や能力開発コンサルタントとして ご活躍されている本田有明さんによる「対話技法」教本です。 ソクラテス・メソッドと言っても、 一般には馴染みがないかもしれません。 とはいえ、内容はどなたでも実践できるやさしい対話技法です。 皆さんは、日頃、コミュニケーションがきちんと取れていますか? 今回は、この本をご紹介します。

熊野純彦先生の「和辻哲郎~文人哲学者の軌跡」<あいだ>分析から発展した人倫哲学を読み解く!!

「和辻哲郎~文人哲学者の軌跡~」 一般人の間にも広く読み継がれてきた 『古寺巡礼』などの名著で知られる 和辻哲学を熊野純彦先生が解説された入門書です。 人間は、世界内存在(ハイデガー)と定義されて 語られることの多い存在ですが、良くも悪くも <あいだ>を通じた複雑な交通によって、 生成されていく生物であります。 その<あいだ>から立ち上がってくる人倫とは?? 今回は、この本をご紹介します。

篠原資明先生の「ベルクソン~<あいだ>の哲学の視点から」「盲目的」から「創造的」な生への意志を志向する人間哲学!!

「ベルクソン~<あいだ>の哲学の視点から~」 詩人としても活躍されている異色の哲学者である 篠原資明先生が、独自の<あいだ>哲学を構築される 原点となったベルクソン。 その独自目線で解説されたベルクソン哲学入門書です。 現代文明が豊かになる一方で、 人間生命が希薄にされていく傾向にあります。 「盲目的」から「創造的」な生への意志を 回復させるためには・・・ 今回は、この本をご紹介します。

津田一郎先生の「心はすべて数学である」「有限」な人間が「無限」の世界へと挑む視点を獲得するには??

「心はすべて数学である」 複雑系科学の観点から人間の「心」を 数理的に探究してこられた津田一郎先生の 挑戦書です。 その「カオス的脳観」には、 「有限」な存在である人間が、 「無限」の世界を獲得する視点があります。 「人間は、なぜ、頻繁に間違いを犯すのか?」 その原因も、この「有限」と「無限」のあいだで 彷徨う「心」の錯覚にあるようです。 その錯覚を超越したい・・・ 今回は、この本をご紹介します。

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