「哲学・宗教」の記事一覧(27 / 48ページ)

ジョン・ラスキンの「芸術経済論~永遠の歓び~」創造的な産業経済を生み出すヒントを学ぼう!!

ジョン・ラスキンの「芸術経済論~永遠の歓び~」 19世紀の社会思想家にして美術評論家である ジョン・ラスキンの「経済論」は、今なお 「革新的な光芒」を放っています。 産業革命の激化により、多くの下層労働者が 生計維持困難になっていく中で、真摯で 誠実な「雇用救済策」のヒントを提唱していました。 彼は、現在主流の「政治経済学」に対しても、 勇気ある挑戦者でもありました。 今回は、この本をご紹介します・・・

小林道憲先生の「歴史哲学への招待~生命パラダイムから考える」歴史とは、複雑な網目にある結節点から生起してくる事象!?

「歴史哲学への招待~生命パラダイムから考える~」 小林道憲先生が、「複雑系仮説」のアイディアの下、 有機的生命体になぞらえた「あらたな歴史哲学」に 挑戦されています。 歴史は、単線的・直線的、機械的・目的的にも 進歩発展するような現象ではない。 複雑な網目模様の中に多数存在する結節点において、 各事象の相互関連作用により生起するのが、現実の歴史である。 今回は、この本をご紹介します。

アントニオ・R・ダマシオ氏の「感じる脳~情動と感情の脳科学  よみがえるスピノザ」情動(身体)が感情(心)を導く??

「感じる脳~情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ」 昨今、「脳科学」が大流行する中で、世界的に有名な 神経学者兼神経科医として活躍するアントニオ・R・ダマシオ氏。 「脳科学者の世界観」にも、大きく2つの異なる見方があるようです。 現代「脳科学」の主流は、デカルトの「心身二元論」が底流にあるようですが、 最先端の研究成果では、大きく転換期を迎えているようです。 その過程でよみがえってきた賢者が、ス・・・

魚川祐司さんの『仏教思想のゼロポイント~「悟り」とは何か~』非仏教徒が考えるラジカルな仏教論!?

『仏教思想のゼロポイント~「悟り」とは何か~』 魚川祐司さんが、「仏教徒」でない方向けの ラジカルな「仏教論」を展開されています。 魚川祐司さんは、最近日本でも大流行の 「テーラワーダ(上座部)仏教」を ミャンマーで直接「実践体験」されながら、 その「教理研究」もされている若者です。 お釈迦様の教えは、 「異性とは目も合わせないニートになれ!!」だった!? こんな過激なフレーズで挑発しつつも、仏教・・・

イアン・スチュアート氏の「自然の中に隠された数学」から、宇宙の神秘と生命の尊厳を学ぼう!!

「自然の中に隠された数学」 イギリスの数学者であるイアン・スチュアート氏が、 宇宙の美しさと生命の躍動感を複雑系科学の紹介を 兼ねて、わかりやすく解説してくれています。 人類の歴史も、21世紀に入り、一巡してきたようです。 宇宙の驚異的な複雑さから、単純な法則と働きを導き 17世紀以降の近代科学と現代文明を構築してきました。 その急速な進歩は、私たちに多大なる恩恵を与えてきたのと 引き換えに、自然・・・

サブコンテンツ

このページの先頭へ