「教育」の記事一覧(9 / 29ページ)

細田晴子先生の「カストロとフランコ~冷戦期外交の舞台裏」単純な世界観に抵抗する偉大な独裁精神とは??

「カストロとフランコ~冷戦期外交の舞台裏~」 在スペイン日本国大使館などに勤務されたご経験のある 元外交官の細田晴子先生が、東西二極構造で対立を 深めていったとされる、公式冷戦期史観に挑戦された 好著です。 単純な政治的世界観に拘束されずに生き残った スペインとキューバを主軸に、今後の未来政治経済に 活用できる知恵を学びましょう。 「独裁(者)って、悪人なの!?」 今回は、この本をご紹介します。

野坂昭如さんの「終末の思想」今だからこそ、食料の大切さと生きる意味を問うエッセーに耳を傾けよう!!

「終末の思想」 昨年暮れにお亡くなりになられた 直木賞作家にして元参議院議員など 生前多彩な活動をされた野坂昭如さん。 その野坂さんの最晩年の遺稿集です。 『火垂るの墓』などでも知られるように、 ご自身は、「焼跡闇市派」を標榜されるなど、 価値観が激変していく中での人間の悲喜劇を 詳細に描いた作品を提供されています。 今もっとも大切なテーマは、食(職)と死生観です。 今回は、この本をご紹介します。

佐々木孝先生の「ドン・キホーテの哲学~ウナムーノの思想と生涯」激動する世界情勢に生きる人間の精神的平衡を探るヒント!?

「ドン・キホーテの哲学~ウナムーノの思想と生涯~」 現代スペイン思想の紹介者として活躍されてきた 佐々木孝先生が、オルテガとも比較される ウナムーノの思想と生涯を通じて、 「ドン・キホーテの哲学」とともに探究されています。 現代ヨーロッパでは、英国のEU離脱問題などで 亀裂が生じていますが、このような激震から 今後の世界史と人間精神はどう揺れ動くのでしょうか? 今回は、この本をご紹介します。

與那覇潤さんの『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史』媚中でも嫌中でもない世界史から見た日中史論とは!?

『中国化する日本~日中「文明の衝突」一千年史~』 世界史的視点を持った若手の歴史学者である 與那覇潤さんが、新たな歴史観としての「中国化」という 観点から日中史を読み直します。 近現代史だけに焦点を合わせた歴史観では、 いわゆる「媚中派」や「嫌中派」といったレッテル貼りに 終始するだけで生産的な議論も実りません。 また、脱西洋史中心の世界史の見方もユニークです。 今回は、この本をご紹介します。

ジェイムズ・バラット氏の「人工知能~人類最悪にして最後の発明」人類と人工知能は共存可能か??

「人工知能~人類最悪にして最後の発明~」 フリーのテレビプロデューサーである ジェイムズ・バラット氏が、人工知能と 人類の共存可能性について、数々の専門家との 取材を通じて、分析考察された本です。 人工知能が、「知能爆発」レベルを超えると、 人類は制御不可能になり、人工知能に管理されて しまうのではないかと、「悲観的結論」に導かれています。 未来の真実とは!? 今回は、この本をご紹介します。

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