「2016年5月」の記事一覧(3 / 5ページ)
2016年5月14日 [処世術, 哲学・宗教, 文学・心理学, 独学論, 精神病理, 芸術]
「孤独の価値」 理系ミステリー作家でお馴染みの森博嗣さんが、 「孤独論」を淡々と語っておられます。 「孤独って、本当に心に悪いんだろうか?」 そんな素朴な疑問について、分析考察されながら、 不思議と安らかな世界へと誘われていきます。 かつて、日本人にとっては、「侘び寂び」を愛する時代が ありました。 でも、現代では、なぜか暗いイメージを抱えられる方が 多いようです。 今回は、この本をご紹介します。
「森博嗣さんの「孤独の価値」静寂な時間にこそ、いのちが養われる!!侘び寂び文化と未来経済のコラボレーション!?」の続きを読む
2016年5月12日 [処世術, 哲学・宗教, 文学・心理学, 独学論]
『「空」の発見~ブッダと龍樹の仏教対話術を支える論理』 仏教哲学・龍樹思想の研究者である石飛道子先生が、 ブッダと龍樹の仏教対話術から、苦しい世を しなやかに生き抜くための智慧を解読。 仏道修行の究極目標は、「悟り」のイメージを 掴むことだとされます。 ここから、「この世」は、実体のない「空」だと導かれますが、 「空」ほど、誤解されている言葉もありません。 今回は、この本をご紹介します。
「石飛道子先生の『「空」の発見~ブッダと龍樹の仏教対話術を支える論理』コミュニケーションをしなやかにする技法を学ぼう!!」の続きを読む
2016年5月11日 [処世術, 教育, 文学・心理学, 産業・技術, 精神病理]
「毒になるテクノロジー」 アメリカの「テクノロジー心理学」の 第一人者であるラリー・D・ローゼン氏らが、 ハイテク社会における人間心理を追跡調査して 得た知見を解説されています。 かつて、「テクノフォビア(IT恐怖症)」という キーワードが話題になりましたが、それも今は昔・・・ とはいえ、形を変えた「テクノフォビア」は 復活しているようです。 適切な付き合い方とは? 今回は、この本をご紹介します。
「ラリー・D・ローゼン氏の「毒になるテクノロジー」ハイテク化社会における異常心理から身を守る術を学ぼう!!」の続きを読む
2016年5月10日 [処世術, 哲学・宗教, 教育, 産業・技術, 社会科学, 自然科学]
『不可能、不確定、不完全~「できない」を証明する数学の力』 「プターク=スタインの定理」として知られる ジェイムズ・D・スタイン氏が、 「知り得ない」や「できない」領域に焦点を当てた 物語風の数学啓蒙書です。 法学の世界では、「消極証明」は、「積極証明」よりも 絶望的に困難な証明法と言われますが、 数学の世界では必ずしも当てはまらないようです。 「予想外の効用?」 今回は、この本をご紹介します。
「ジェイムズ・D・スタイン氏の『不可能、不確定、不完全~「できない」を証明する数学の力』「不可能証明」でも「転用可能」!?」の続きを読む
2016年5月9日 [処世術, 産業・技術, 自然科学]
「環境問題の基本のキホン~物質とエネルギー」 志村史夫先生が、「物質とエネルギー」の基礎知識を 「環境問題」とともに学べる解説書を上梓されています。 人類は、今後とも「持続可能な生活」を維持していくための 代替エネルギーを只今模索中です。 中でも、「再生可能エネルギー」は、「地球にやさしい」と。 でも、「地球にやさしい」って本当なの!? 少し再考してみましょう。 今回は、この本をご紹介します。
「志村史夫先生の「環境問題の基本のキホン~物質とエネルギー」 <地球にやさしい>を再考させるエントロピー!?」の続きを読む