海洋堂の宮脇修一さんに学ぶ「オタクの精神」こそ仕事を面白くする秘訣!!

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皆さんも「仕事」で悩んでいませんか?

「仕事をもっと面白くする方法はないかなぁ」

「好きなこと」だけで生きぬく力・・・

「そんな甘い言葉にはもうだまされんぞ!!」

「仕事=稼ぎの糧」

だから、とりあえず「適当に」切り上げて

「さっさと片づけちゃおう」なんて思っていませんか?

「人生の貴重な時間が台無し」です。

今回は、そんな方に優しく「喝!!」を入れてくれる

この本をお届けします。

『「好きなこと」だけで生きぬく力~自分基準の仕事で世界一になれ』(宮脇修一著、WAVE出版、2012年)

著者は、言わずと知れた「オタクの精神的支柱」

海洋堂の社長さんです。

数々のフィギュアで「オタク」の心を鷲掴みにする

恐ろしい?方です。

実際は、優しく慈愛に満ちた社長さんですけどね・・・

そんな社長さんは、胸に「オタク精神」を宿して

おられるので、「仕事に妥協する」ということは

一切ありません。

「オタク」は、マーケティングなんて信用しません!!

自分の「好きなもの」を「上から目線?」で提供するだけです。

だからこそ、世間に提供する「作品」には自信があるのです。

「市場をあらたに創造する!!」

いかにも「芸術家肌の職人らしい」発想です。

この海洋堂の社員さんは、面白いことに

「あまり高名な芸術系の学校」を出ている訳でもなさそうです。

「あまりにも好きが高じて」作品製作に熱中しているうちに、

会社に「居着いた」・・・

そんな集団のようです。

本当のプロは、「現場」で生まれるのか?

彼らは、「アーティスト」というよりも「職人」気質を

誇りにしているそうです。

さて、そのような「愛すべきオタク」だからこそ

「仕事にも独特な工夫」を凝らしています。

そこで、「仕事を面白くする秘訣」を学ぼうと

この本を取り上げてみました。

いつもお世話になっている「海洋堂」さんへの感謝も込めて・・・

好きだからこそ、仕事に妥協したくない!!

著者は、「好き」という力が人を強くするのだ、と語ります。

「好きなことなら、本気になれる。」

「好きなことなら、集中できる。」

「好きなことなら、工夫ができる。」

「好きなことのためなら、行動を起こせる。」と。

仕事から逃げようとするのは、「好き度が足りない」からだと。

単なる「好き」レベルでは、妥協してしまう。

弱さが出てしまう。

「突き抜けた好き」でなくては、「突破口」を開くことも

難しくなります。

「一つ一つの作品に愛を込めていくこと」

それが、「仕事への愛情」・・・

自分を信じることが出来なければ、「いい作品」も産み落とすことは

出来ません。

だからこそ、「仕事」を一切手抜きすることもなく市場に関わる

すべてのメンバーと「共同作業」を楽しむことが出来るのだとも。

自分の中の「こだわり」を掘り下げていく能力。

これこそ、「オタクの卓越した能力」です。

「狭く深く」掘り下げていくことに喜びがある。

この感覚が備わっているからこそ、お客様の心をぐっと掴むことが

出来るのでしょう。

「自分の仕事に誇りを持って愛情を込める」

「自分の仕事を愛するからこそ責任を持つ」

独占しても何のメリットもない!!

著者は、「著作権」の将来にも「一家言」お持ちのようです。

現代社会では、ますます「著作権」が強くなってきているようです。

著作者の生計を保護することを考えれば理解できることです。

ただし、現状ではその程度を超えすぎているのではないか・・・

「利益中心主義」で、新たな「創作」が阻害されていくのではないか?

「オリジナル」に対する「二次創作」がある程度まで認められることによって、

かえって「オリジナル」創作者の創作意欲も高まるのではないか?

「マネできるもんやったら、やってみい!!」

この精神があるからこそ、互いに「切磋琢磨」して市場に多様性を

もたらし活性化させることになるのではないか・・・と。

文化の発展とは、そのように進化してきたのではないでしょうか?

折しも、現在「京都国立博物館」にて開催中の「琳派」にしても

そうでしょう。

あの「風神雷神図屏風」

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一とそれぞれ

「切磋琢磨」したからこそ個性が開花していったのでしょう。

葛飾北斎と安藤広重など・・・

江戸時代には、現代のような「著作権」はありませんでした。

そのために、現代のような「著作権紛争」のようなことも

若干はあったようです。

しかし、それがお互いの「ライバル意識」に火を付けて

あれらの優れた作品を世に出現させたのだと思います。

一方で、江戸時代の「仕事」を観察してみると

基本的に「家内制手工業」でもあったことです。

一人一人の力量を尊重しながら合理的な流れ作業に

よって一つの作品が完成していったのでしょう。

手間暇かかって、おまけに単価も安かったそうです。

面白いことに、彼らは「短時間で密度の濃い作品を大量」に

市場に出荷できたらしいのです。

今のように、「大きな企業組織体」でもなかったようです。

このようなことに触れていると、現代社会での「組織のあり方」や

「仕事の進め方」も、もはや「常識」ではないのかもしれませんね。

著者も、これ以上「会社を大きくする興味はありません!!」

語っています。

「オタク」の価値観は、相対的ではなく「絶対的」です!!

こうした著者の考え方に「仕事を面白くする秘訣」がありそうですね。

私たちも「仕事」で疲れた時には、しばし「立ち止まって」

「オタクの仕事術」を紐解いてみませんか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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