大好きな水木しげる先生へ慎んで捧げます!!『水木さんの「毎日を生きる」』へのご恩返しです!!

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本日未明、漫画家の水木しげる先生が

お亡くなりになりました。

享年93歳。

ここに慎んでご冥福をお祈りするとともに

生前の感謝の心を込めて御霊前に捧げます。

『水木さんの「毎日を生きる」』

ここには、水木さんの幸福論の集大成が込められています。

70年前の、厳しい敗戦状況から娯楽に飢えた時代・・・

水木さんは、戦後日本の精神的荒廃からいち早く

立ち直ってもらおうと、多くの方に「生きる歓びと勇気」を

与え続けてこられました。

『水木さんの「毎日を生きる」』                (水木しげる著、角川SSC新書、2011年)

水木しげるさん(以下、著者)は、漫画家です。

「ゲゲゲの鬼太郎」などを始めとして、多くの「妖怪漫画」を

手がけてこられました。

元祖「妖怪ブーム」の火付け親ともされています。

著者は、前にも当ブログでご紹介した「アンパンマン」で

有名な漫画家「やなせたかし」さん同様、

戦争で非常な辛酸をなめられた方です。

戦争というこれ以上ない「極限状況」の中で、

「人が生きるとは、どういうことか?」

について、漫画を通じて伝えられてきました。

特に、大東亜戦争(アジア=太平洋戦争)末期の

パプアニューギニアは「激戦地」として有名でした。

未だにすべての戦没者の方のご遺骨が祖国に帰還されていないという

厳しい状況であります。

そのような非常に厳しい戦線から、著者は生還されました。

「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「ぬりかべ」もこの「激戦地」から

出現してきました。

「事実は小説(漫画)よりも奇なり」

筆舌に尽くしがたい心理状況だったといいます。

そんな著者だからこそ、「いのちの大切さ」を

終生のテーマとして漫画に描かれてきました。

本日未明、著者は「大往生」を遂げられました。

ここに、生前の著者への感謝を込めて当ブログから

ご恩返しをさせて頂きたいと思います。

そんな思いを込めて、今回はこの本を取り上げさせて頂きました。

生き抜くコツは、運と勘を磨くこと!!

著者は、生き抜くコツは「運と勘を磨くこと」

語っておられます。

生存競争は、誠に厳しいものがあります。

現在の人類の意識と技術水準では、まだまだ万人を

救い出す術もないようです。

「人間は、極限状況をいかにして生き抜くか?」は、

誰しも知りたいことであります。

この本では、普段メディアなどでは優しく語るイメージが

ある著者ですが、子細に読み進めると「かなり厳しい」ことを

おっしゃっています。

「生き抜くことは、簡単なもんじゃない!!」と・・・

「好きなことを仕事にする」と言っても、

「現実は自分だけの力ではどうにもならないことも多々ある」とも・・・

「努力だけでは足りない何かが必要」

それが、「運と勘」だと語ります。

つまり、「運と勘がそろうことが、幸せへの道を踏み出す条件」だと

いうことです。

水木さんの考える「生きる知恵」

著者は、「生きる知恵」として次の条件を挙げられています。

①相手を読み取る「勘のよさ」

②これから先に起こりうる状況を予測する「洞察力」

③あらゆるところからヒントを得て、自分だけのものを

生み出す「発想力」

④他人に頼らず、自分を信じる揺るぎない「自信」

著者も「戦争中という極限状況」の中においては、

「目の前の瞬間を積み重ねるしかない!!」と語っています。

そのような「極限状況」に身を置いてきたからこそ、

逆説ながらこれらの「生きる知恵」が身に付いたのだとも・・・

戦後間もない頃までは、このような「厳しい生存競争」が

あったからこそ、「独特の嗅覚」が身に付いたのでしょう。

ところが、高度成長期以降から現代に至るまで

日本が成長すればするほど皮肉にも「生存感覚」が

奪われていったようです。

もちろん、戦争のような「極限状況」など二度と訪れて

欲しくはありません。

それでも、現代社会は日に日に「極限状況」へと向かっていっている

ようにも見えます。

戦後長らく衰えた「独特の嗅覚」をいかに取り戻していくかも

私たちにとっては、これからの課題となるでしょう。

では、「ぬるま湯につかりきってきた」状況から

迫り来る「極限状況」の中で、いかに幸せに生き抜くか?

この問題を各自で解いていかなければなりません。

成功するためには、「最後まで諦めない!!」

「運・鈍・根」の3条件もよく言われますね。

面白いことに、「運・根」ならいざ知らず「鈍」という

点については、「水木哲学」と矛盾しているようにも見えます。

しかし、「極限状況」で生き抜くためには「勘ではなく感」が

鋭すぎても生き抜くことが難しくなるようです。

時には、「死んだふりをする」のも「究極の生存術」です。

実際に、過去の歴史ではこのような例はたくさんあったみたいです。

「目立ちすぎてもいけない」

おそらく、それが「鈍」の本質なのでしょうか?

ですから、「好きなこと(出来るだけ得意なこと)を根気強く

やり抜く意志を培うこと」が成功(幸)への道筋なのでしょう。

管理人も20代の大半を「明日をも知れぬ環境」で、自らの努力とともに

家族を始め多くの方のご支援で生き抜くことが出来ました。

20代後半からのサラリーマン時代も、つらいことは多々ありましたが、

今では皆さんに感謝しています。

最近は、当ブログを始め「新たな課題」に挑戦中です。

「果報は寝て待て」ではなく、「練って待て!!」が本当らしいの

ですが、なぜか通俗的には「寝て待て」派の方が多いようです。

著者も、「幸せは、待っていても向こうから来ない」

おっしゃっていました。

「努力するとは、自分の生存のためだけではない」

「少しでも、周りのお役に立てる実力をつけるため」

その実力を必要とする方に喜んで頂けた時に、

「始めて自分と他人の幸せが一致する」のでしょう。

今までの経済的価値基準では、単に「需要と供給の一致点を探ること」だと

いう「量の経済」でしたが、未来経済は「人間の幸福点の一致」を目指す

「質の経済」です。

皆さんにも、この困難な同時代を幸せに生き抜いて頂きたいと願っています。

ということで、皆さんにも「水木幸福哲学」を是非手元に置いて頂ければ

幸いです。

以上をもって、「天国」にいらっしゃる水木しげるさんのご霊前に

慎んで捧げさせて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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