「意志あるところに道あり!!」安田善次郎翁が指南

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現代社会は、物質に満たされて精神がともすれば軽佻浮薄になりやすい環境です。

「稼ぐ力」という言葉も昨今「はやり言葉」になっています。

そんな風潮の中、まっとうな生き方で「富貴の道」を歩むにはどうすればよいか?

「なかなか経済生活が難しくて、とても志まで立てる環境にないわ!!」

という方も多いでしょう。

また、すでに功なり名をとげた方もこう思っているかもしれません。

「いかにして嫉妬心や人々からの誤解と接すればいいのか?」と。

そこで、この本をお薦めします。

現代語訳「意志の力」                   (安田善次郎著、守屋淳訳、星海社新書、2014年)

幕末から大正期にかけて活躍した実業家「安田善次郎」

その名を知っている方は、あまり多くはいないかもしれません。

東京大学の「安田講堂」を寄贈した人。

といえば、ご存知の方もおられるかもしれません。

そんな「安田善次郎」も晩年は、世間の嫉妬や誤解から不幸に見舞われました。

「安田善次郎」は、「質実剛健な暮らしぶり」だったといわれます。

「志を立てても晩年に不幸になるくらいなら、そこそこの暮らしでもいいわ。」

そんな思いの方もいらっしゃるでしょう。

でも、だからこそ、今一度「正しい稼ぎ方、働き方」を学びたいと思うのです。

そこで、ご紹介するのがこの本です。

「意志の力」こそすべての生きる源

「安田善次郎」は、貧しい家に育ちました。

幕末から明治にかけて。

次第に世は「武士から町人(商人)」へと移り変わっていく

さなかにありました。

若き安田青年も「志」を胸の内に秘めていました。

「いかに人生を切り開くか?」

いつの時代も若者は想います。

しかし、残念なことに大多数の人はこの「志」をいつの間にか

どこかに捨てていくようです。

私は、「夢」と「志」は違うものだと思います。

「夢=私的願望」

「志=公的願望」

人は、社会の中で生きています。

人生において思いを成し遂げること。

それは、この世に「生きた証」を残していくことだと思うのです。

せめて人生の大半を過ごすであろう「仕事の時間」

その時間をいかに有意義に過ごせるか。

このことによって、人生の味わいも大きく変わるでしょう。

また、「仕事=稼ぐ力」といわれても大方の人は途方に暮れてしまう

と思うのです。

「稼ぐ力」そのものは、「水」のようなもの。

「稼ぐ力」に翻弄されずに「仕事」そのものを楽しむコツは、

ないものか?

こんな疑問に、安田善次郎は応えてくれます。

「経済生活そのものはすべて日頃の始末(勤倹)の習慣」

「身の丈にあった生活の工夫が大切」

それでは、いかにして人生で成功(幸せ)をたぐり寄せるか?

それこそが、「意志の力」だと語ります。

憧れと質素倹約を両立させる=成功の秘訣

もっとも、安田善次郎は「勤勉節約と努力」の方向性を

間違えてはならないとも語っています。

「社会的地位・肩書き」

いわゆる「名利」ですね。

自らの「金銭的価値」だけを高める「働き方」には反対します。

「堅実が一番」

「実力が一番」

このことを念頭に、「志を立てて人生を前向きに建設」していく

心構えが大切なのだとします。

また、「旅すること」によって「人情を知る」

このことも「商売生活」で成功する秘訣だとしています。

そんな生涯を通じて実業世界に身を投じた安田善次郎翁。

最期は、意外なことにその「勤倹ぶり=ケチ」

「社会貢献活動=売名行為」だと、誤解されて悲劇を生みます。

日本では、成功者に対してあまりにも厳しい。

「嫉妬心」というのは、誠におそろしいものですね。

今後日本社会が「一億総活躍社会」を目指すというのであれば、

上を妬むことなく、下も「淡々と、黙々と」

自らの力で立っていく「意志の力」を養っていく必要があるのでしょう。

少なくとも、読者の皆さんには是非とも成功者(幸せ者)になってほしいと思います。

そこで、今回はこの本を取り上げさせて頂きました。

最期までお読み頂きありがとうございました。

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