「こころをひらく対話術」を泉谷閑示先生に教わる!!コミュニケーションに悩むすべての方へ!!

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人間が、生きていくうえで「言葉」は必須。

皆さんは、その「言葉」で悩んでいませんか?

「コミュニケーション」って本当に難しいですよね?

そもそも「言語表現には限界」もあります。

「言語外の微妙なニュアンス」をつかむことが、

実は「良質なコミュニケーション」の第一歩でもあります。

そこで、今回は「コミュニケーション」に悩むすべての方に

必読して頂きたい本をご紹介します。

「こころをひらく対話術~精神療法のプロが明かした気持ちを 通わせる30の秘訣~」                  (泉谷閑示著、ソフトバンククリエイティブ、2010年)

私たちは、「ものごころがついた」頃から、

「言葉」を使って「コミュニケーション」をしていきます。

最初に「言葉」を獲得した時の記憶って覚えていますか?

私もそうですが、生まれたての頃の「発話」は、

「言葉」というよりも「音」という感覚でしょうか?

むろん、「言葉の意味を理解」した後から

振り返ってみればのことですが・・・

ここで、面白いことが考察されます。

「言葉」よりも「イメージ」が先行しているということです。

そんなの「当たり前だ!!」と思われた方もおられるでしょう。

しかし、見方によってはかなり「重要な視点」だと思うのです。

そもそも「イメージ=言葉」というように、一対一で対応しているのか?

後天的に「言語教育」を通じて、そういうものだと「みなされてきた」

にすぎないのではないでしょうか?

「言葉の定義づけ」

「言葉は文脈に限定されている」

つまり、最初から「言葉には限界」があるのです。

「言葉の使用法」というのは、「社会のルール」に拘束されていると

いうことですね。

普段、私たちはこんな「ややこしいこと」をいちいち考えて

暮らしているわけではありません。

「意味」は明確に理解していないけれど、「パターン認識」でもって

「機械処理」しているイメージでしょうか?

しかし、人間は「生存」していくためには「意味」を必要とします。

そのため、「言葉を再定義する作業」を要します。

そして、「絶えず文脈はゆらいで」います。

一方、人間は「固定的に」ものごとを判断してしまう傾向があります。

ここに「言葉をめぐっての混乱」が発生します。

多くの「コミュニケーションの誤解」もここに由来します。

では、どうしたら「実りある良質なコミュニケーション」ができるように

なるのか?

それを、著者に学んでいこうと思います。

会話と対話は全く違うもの!!

日本人は、長い間「同質性のムラ社会」の中で

互いの同質性を確認する「会話」に頼ってきました。

「主語なくして日本語が成り立つ」

そこには、あえて互いの立場を明かさずに

うまく責任を回避する思考が働いてきました。

そのため、互いが異質であることを前提に

「対話」をしなくても「意思疎通」が成り立つものと

「みなしてきた」ようです。

また、「対話」とは異質な者同士で

互いの共通点を確認する作業だという認識が少ないようです。

この「大前提という底が抜けている」ために、不要な「対立」

が至る所で生じています。

日本では、西洋から取り入れた「弁証法」

(互いに対立する見解を討論を通してより発展的な結論に導く

対話術のことです。)のイメージが強いためか、「対立」を

念頭に議論することが「対話」であると考える傾向があります。

これでは、「対立」に重きが置かれて一番大切な目的である

「良質な共通点の確認作業」ができなくなってしまいます。

「どこまでも対立したまま平行線をたどる」

このようなことになりがちです。

では、どうすれば「良質なコミュニケーション」ができるように

なるのでしょうか?

その「ヒント」が、この本にはあります。

「他者」を自分の一部として捉えないことの重要性

「自分のこと=他人のこと」と意識して生きる。

当ブログでも、たびたび言及してきましたが

これは決して「他人を自分の道具」のように扱うと

いうことではありません。

言わずもがなですが、

「互いの違いを尊重した上で、互いの共通点を発見していく」

「互いの違いも対立したままではなく、高次元に発展させよう」

ということです。

そのためには、「十分なゆとりある時間」を創造していく必要が

あります。

「互いの心の声に耳を傾けること」

大事にしていきたいものです。

「どうすれば世界を明るい方向へ進化発展させていくことが可能か?」

これからも、皆さんとご一緒に考えていきたいと思います。

なお、著者の考え方などをもっと知りたい方へ

『「普通がいい」という病』(泉谷閑示著、講談社現代新書、2006年)

「反教育論~猿の思考から超猿の思考へ~」(同上、2013年)

さらに、「コミュニケーション」について学びたい方へお薦め。

「愛と癒しのコミュニオン」(鈴木秀子著、文春新書、1999年)

「心の対話者」(同上、2005年)

「人を動かす対話術~心の奇跡はなぜ起きるのか~」

(岡田尊司著、PHP新書、2011年)

を、ご紹介しておきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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2 Responses to “「こころをひらく対話術」を泉谷閑示先生に教わる!!コミュニケーションに悩むすべての方へ!!”

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