菅原圭さんの「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる!!キーワードは「手放す」

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「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる!!

ウソのような本当のことです。

人間は、生きている限り「孤独」です。

でも、決して「一人ではない」のです。

つらい現実にあった時に、よく効く薬があります。

それは、「手放す」という言葉をつぶやくことです。

「まぁ、いいか!!」

「気のせい!!気のせい!!」も効きます。

本当に重苦しい時は、「今生きているだけで十分」と

考えてみて下さい。

今回、そんなあなたへ贈るのはこの本です。

『「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる』    (菅原圭著、河出書房新社、2012年)

著者は、厳しい現代社会を生きる私たちに

「心穏やかに生きるヒント」をテーマにした

数々の本を世に提供されてきました。

管理人も、サラリーマン時代にはよく悩まされたものです。

そんな時に出会ったのが、著者の本でした。

そこから、仕事などで行き詰まった時には

寝る前に必ず一節読んでから明日を迎える習慣が身に付きました。

大激変の時代、皆さんも「明日のことで心配」だと思います。

そんな「不安やおそれ」を解消するのは、やはり読書が一番です。

今回は、菅原圭さんの数ある本の中からこの本をお届けします。

生きているだけで、100点満点です!!

人間生きていれば、必ず「難関」に引っ掛かってしまいます。

ましてや、現在のような大激変の時代であれば

今までの価値観は「一切が転倒夢想」(般若心経の一節)と

なり果ててしまいます。

特に、突然の「解雇宣言」や「大切な人との別れ」など

深い悲しみと挫折感、焦燥感に苦しみ悩まされます。

管理人も「うつ」になった時には、「まさか自分が」と

思ったものです。

「人生には、まさかの坂があるから日頃から注意しなさい!!」

とは、頭では理解できていても

現実に目の前に「そのとき」が来たらパニックになるものです。

そんな時に、再び前向きに歩いて行くにはどうすればいいのか?

途方に暮れるのが普通だと思います。

皆さんの中にも現状が厳しい方もおられるでしょう。

まずは、十分な精神的・肉体的休養をたっぷり取りましょう。

余裕がなければ、どんなに再出発しようとしても

「事故を起こすだけ」です。

今まで一生懸命生きてこられただけでも素晴らしいことなんです。

自分を魂の奥底からほめてあげて下さい。

「太陽(光だけ)と死(影だけ)は直視できない!!」(ラ・ロシュフーコー)

「光(明るい世界)」だけを直視するのもつらいものです。

かといって、いつまでも「影だけ」を見つめ続けるのも苦しすぎます。

でも、まったく「自分の心の内との対話」なしでは成長することも、ほぼ絶望です。

「影としっかりと向き合うこと!!」

最近、当ブログ記事でもお薦めしています。

日常生活をうまく過ごしてきた人ほど、突然の「逆境」にマイナス感情が

著しく高まってしまうようです。

その反動は、決して甘く見ては大変なことになります。

「一度どん底を見た人は、再生力も力強い」ものがあります。

だから、むしろチャンスです。

「希望と絶望は紙一重」

常に「合わせ鏡」になっているそうです。

なぜ、私たちは「光」だけを見て「影」を見ないのか?

どうやら、現代社会の教育体系は「失敗をまったく想定していない」ところに

問題がありそうです。

管理人も経験済みですが、「優等生ほど往生際が悪い」というのは本当です。

今だからこそ感謝しているのですが、もし「あの経験=うつ」が

なければ、「人生を真剣に考えることもなく定年までそのまま突っ走っていた」

かもしれません。

何も考えることなく「定年を迎えてしまう」ことを想像すると冷や汗が出ます。

ようやく自分の「影」を見据えることが出来るようになったことは

本当に有り難いことです。

「生きているだけで、100点満点」

慰めではなく、今となっては魂の奥底から実感出来ます。

「もっと」という重荷を手放そう!!

「人間は、不完全でもいい!!」のです。

この世界は、そんな「不完全人間」同志がお互いに手を合わせて

「完全な世界」になるように出来ているみたいです。

このことに気付いたのは、実は小学生の頃だったのですが、

「優等生街道」を脇目もふらずまっしぐらに走っているうちに

その「素直さ・純真さ」を忘れてしまっていたようです。

最近、時間が出来たので「忙しい時」に読めなかった本など

整理しているうちに「宇宙の真相」が段々と明るみになってきました。

「人間は、不自然な生き方をしてはならない!!」

「無為自然」(老子)

何もしないということではなく、「あるがまま」でもなく

ただ「その時・その場」を「あるべきようわ」(明恵上人)

と問い続けながら「一歩一歩」生き抜くのが「自然な姿」なんだと

気付かされました。

最新の学問の最先端は、結局「同じこと」を示しているようですね。

「すべては最初から決められていた!!」

「現実世界が、未決定のように見えるのは本来の姿に気付かせるため!!」

「知る者は言わず、言う者は知らず」(老子)

などなど・・・

どうやら私たちは「重荷」を「手放す」ことから

始めなければならないようです。

「もっと、もっと~」

「俺が、私が~」は苦しいものです。

皆さんも「暗い気分」に襲われた時には、この本を始め

著者の「知恵」を拝借してみてはいかがでしょうか?

きっと、「目から鱗(涙?)が落ちます」

最後までお読み頂きありがとうございました。

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