「哲学・宗教」の記事一覧(25 / 48ページ)

内山節先生の『新・幸福論~「近現代」の次に来るもの』何もかもが遠くへ逃げていく時代の生き方を模索しよう!!

『新・幸福論~「近現代」の次に来るもの~』 東京(都会)と群馬(地方)の2カ所に生活拠点を 置く実践的哲学者である内山節先生が、来るべき近未来に おける「新・幸福論」について考察されています。 私たちが生きている現代社会の原点にある問題点とは、 どこから生じてきた現象なのでしょうか? 少なくとも、「近現代」という時代が大前提とする 「人間観」にあるようです。 今回は、この本をご紹介します。

小塩節先生の「トーマス・マンとドイツの時代」を読み、人間精神への動揺に対する免疫力をつける知恵を学ぼう!!

「トーマス・マンとドイツの時代」 かつて、駐西ドイツ日本国大使館公使も 務められた小塩節先生が、20世紀ドイツを 代表する文学者「トーマス・マン」を紹介しています。 19世紀から20世紀にかけてのドイツは、世界人類史 における「壮大な実験場」でした。 後進国の悲劇は、同じく東洋における日本にも 影響を与えてきました。 「トーマス・マンとドイツの時代」を読むことで、 「時代の転換期と人間精神の動揺に・・・

高橋順一先生の「ヴァルター・ベンヤミン~近代の星座」希望なき人々のためにのみ、希望は与えられている!?

「ヴァルター・ベンヤミン~近代の星座~」 高橋順一先生の若き日のお仕事です。 「ただ希望なき人々のためにのみ、希望は ぼくらに与えられているのだ。」 この本は、バブル崩壊・ソ連崩壊の時期に 世に送り出された作品です。 あれから、20数年経ちますが、未だに 長期経済衰退の余波から乗り越えられていない 現状です。 この「失われた20年」には、多くの方々が 精神的苦痛へと追い込まれていきました。 今回は・・・

福田恆存の「人間の生き方、ものの考え方~学生たちへの特別講義」絶望から立ち上がる言語的人間論!!

「人間の生き方、ものの考え方」 福田恆存が、学生たちに向けた 特別講義を残されています。 これまで一般向けには、出回っていなかった 「幻?の特別講義」です。 戯曲家・翻訳家・批評家として 多様な素顔を持った孤高の言論人でした。 「ものを考えるとはどういうことか?」 人間は、絶望的なまでにお互いに分かり合えない かけがえのない生き物です。 今回は、この本をご紹介します。

チャールズ・サイフェさんの「宇宙を復号する」量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号!?

「宇宙を復号(デコード)する」 チャールズ・サイフェさんが、 『異端の数ゼロ』に引き続き 量子情報理論に基づき、「宇宙の暗号」を 解読することに挑戦されました。 「宇宙の実相は、情報!?」 ということは、私たち人類自身も つまるところ「情報体」なのでしょうか? 20世紀は、不幸とともに始まりましたが、 一方では、現在の私たちにとっては欠かせない 「情報通信技術」を生み出してもいます。 今回は、この・・・

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