筧利夫さんの「群れずに生きる」から「人生を逞しく生き抜く野生魂」をもらおう!!

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俳優の筧利夫さんといえば

「踊る大捜査線」などで大ブレイク・・・

そのハイテンションなキャラクターに

元気をもらう方も多いことでしょう。

「群れずに生きる」

そんな筧利夫さんも、大ブレイク前には

大変な苦労をされていたようです。

子どもの頃は、意外にも「人前に出るのが

恥ずかしい」一面もお持ちだったようですね。

人は、誰しも一人だけで生き抜くことは出来ません。

そうはいっても、日々の生活は「基本的に孤独な営みの連続」

でもあります。

今回は、この本をご紹介しましょう。

「群れずに生きる」                     (筧利夫著、角川ONEテーマ21、2013年)

筧利夫さん(以下、著者)は、ドラマ「踊る大捜査線」

などで大ブレイクされた俳優さんです。

そのハイテンションなキャラクターには、

愛すべき魅力があります。

管理人は、この本のプロフィールを読むまでは

てっきり「大阪出身」の方かと思っていましたが、

静岡県浜松市がご出身だったのですね。

とはいえ、大阪ともご縁の深い方のようです。

大学は、「大阪芸術大学」で

在学中から、その名を知られる「劇団☆新感線」にて

ご活躍されていました。

古田新太さんなどが現役でご活躍中の関西では有名な劇団です。

かつて、著者や渡辺いっけいさん、羽野晶紀さんも

所属されていたようです。

ちなみに、管理人の地元なので応援しているのですが、

同じ「大阪芸術大学」出身のメンバーで結成された

「南河内万歳一座」も是非応援して頂ければ幸いです。

閑話休題・・・

そんな著者も、大学ご卒業後は上京されます。

「第三舞台」に移籍されて若い青春時代を、

この劇団にて修業されます。

その後「大ブレイク」までには紆余曲折もあったようですが、

現在は現役バリバリの50代を謳歌されているようですね。

さて、今回ご紹介させて頂いたのも「著者の知られざる素顔」

から「人生に対する真剣な眼差し」を感じたからです。

今では「人気俳優」ですが、そんな著者も「まったく仕事がない!!」

時期もあったそうです。

現代私たちの取り巻く経済環境も厳しく、「人生は一度きり!好きなこと

だけで生きればいい!」と言われても「独立には大変な勇気のいる」時代です。

そんな「まったく仕事がない!!」という時期をどのように切り抜けて

今日の「好きな仕事」に邁進出来るようになっていったのか?

その辺りの「マインド」には、皆さんにもご興味がおありかと思います。

今回は、そうした「隠れた才能」を自ら発掘されていった素顔の著者に

迫りたいと思います。

「一年後の自分」は自分がつくる!!

著者は、これまで「風に運ばれる人生」だったと語っています。

かといって「まったく運命に身を委ねる」ということでは

ありませんでした。

「準備をきちんと積み重ねつつ出番を待つ」

そのような「積極的なスタンス」で「その場、その時」の

舞台に挑戦されてこられたようです。

「いつブレイクするかは人それぞれだ」

著者にも、33歳辺りに「まったく仕事のない空白期間」

あったそうです。

「仕事があるストレス」もさることながら、「仕事のないストレス」も

きついものがあります。

これは、経験した者でないと理解出来ない「苦しみ」です。

「仕事は選り好みすることは許されない!!」

一般的な「社会常識」ではそうですね。

しかし、「独立志向」を絶えず持ち続けている人間にとっては

「仕事に対するこだわり」も非常に大切なことであります

現実には、「自分の仕事観と社会が要求する仕事観」を合致させていく

努力をしなければならない訳ですが・・・

その間の事情は、この本をお読み頂きお楽しみ下さいませ。

著者は、この「空白期間」を通じて学び取っていきます。

「いきなり先まではいけない!!」ということです。

「その時、その場で要請される課題に必死に取り組む中で

気付いたときには、当初の到達点よりも先にいる」ということです。

「仕事がまったくない時期の過ごし方」

これは、不安定な現代社会では

誰しも意識されるテーマだと思います。

「こんな時こそ、実は大いなるチャンス」なのです。

この時期に、適当に過ごすか過ごさないかによって、

その後の人生は大きく変わります。

すなわち、「一年後」と言わずに「一秒後の自分」をつくる

ことにつながっていくのです。

「焦らず忙しかった時に取り組めなかった課題に挑戦する」

そんな「積極的な毎日」を送っていきたいものですね。

人生いくつになっても真剣勝負!!ただし、力の入れ加減も大切です!!

そのような著者ですが、

すでに50歳をお迎えになりました。

でも、「いつまでも若い気持ちで人生に積極的に取り組みたい」と、

抱負を語っておられます。

「人生は諦めない限り、誰にでも局面打開のチャンスはある!!」

「諦め続けない限り、成功は向こうから近づいてきていつの間にか手にしている」

ものです。

ただ、それが「いつ来るか?」

あらかじめ「わからない」からこそ、

「不安やおそれ」に襲われるのですが・・・

「いつブレイクするか、わからない」

だからこそ、「準備万端」整えようと努力する訳ですが、

この世は「不完全情報」に満たされています。

「100%準備万端な状態で、本番を迎えることなんてあり得ません!!」

それでも、「手探り状態」の中で

ベストを尽くしていくしか方法は見つかりません。

「行動しながら考え、考えながら行動する」

それの一進一退を繰り返すのが「人生の流儀」のようですね。

著者は、「チャンスは、独力だけでなく必ず人との縁によって訪れる」

と、語っています。

普段は、ハイテンションで明るいキャラクターのような著者も、

「人間関係には、かなり気を使う」ようです。

著者の素晴らしいお話に、

「侵さず、侵されず」という感覚で人付き合いしていくのが

ちょうどいい距離感をつかめてよいのだ、というのがありました。

その「微妙な距離感」をつかむためにも、「日々の苦労や悩み」を

活かしていきたいものです。

「不安やおそれ」もきちんと向き合うことが出来れば、

慌てなくて済みます。

きっと、皆さんの日々の悩みも活かされる時が来るでしょう。

「待つことも大切」

ですが、しかるべき時期が来れば「動くことも大切」

最後は、武田信玄の「風林火山」(孫子)のテーマのように

なってしまいましたが、「人生なるようになるさ!!」という

気軽な気持ちも、時には必要になります。

その辺りの、著者からのアドバイスも

この本から学ぶことが出来ます。

今回は、「著者の知られざる陰の姿」に密着しましたが、

是非、皆さんにもこの本をご一読頂きますようお薦めさせて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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