金森修著『病魔という悪の物語~チフスのメアリー~』<集団免疫獲得>と<抗体ワクチン完成>とのはざまで誰もが発症可能性ある無症状病原体保有者という名の恐怖差別感情に対する冷静な付き合い方を学びましょう!!

金森修著『病魔という悪の物語~チフスのメアリー~』 新型コロナウイルス感染騒動が続く中、 社会活動が再起動へ。 人々の移動交流も再び活発化していく中で ウイルスと共生進化してきた人類という知見による ウィズ・コロナという標語とともに 一連の感染症と賢く付き合いながら正しく恐れる必要性も 少しずつ認識され始めてきているようですが・・・。 群集心理恐慌の壁にご注意を!! 今回はこの本をご紹介します。

デヴィッド・スタックラー&サンジェイ・バス著『経済政策で人は死ぬか?』緊急事態宣言<自粛要請>解除に伴う気の緩みムードを警戒せよ!!

デヴィッド・スタックラー&サンジェイ・バスによる 『経済政策で人は死ぬか?~公衆衛生学から見た不況対策~』 連休明けあたりから徐々にコロナ防疫対策と経済活動再開との両立路線を 模索する提言が世論を大きく動かしてきています。 この志向性が成功するためにも過去の歴史的教訓を踏まえた 必要十分条件を押さえておく必要があります。 『コロナ禍前に戻すな=緊縮志向から脱却』 今回はこの本をご紹介します。

ダニ・ロドリック著『エコノミクス・ルール~憂鬱な科学の功罪~』犠牲者を拡大増殖させ続けないためにも必要適切な経済政策の即時実現を要求するとともにこの絶好の機会に経済学の活用注意点について学びましょう!!

新年を言祝ぐ間もなく厳しい災禍が世界を侵襲中。 新型コロナ感染拡大とともにこれまでの不適切な緊縮経済政策の続行により 経済/医療難民救済がひたすら後手に回る失政のつけで無辜の民が ダブルパンチに見舞われています。その根本原因とは? 現実世界において利用可能な経済学理論の取り扱い方に問題があるからではないか? 学問一般への信頼性を回復させる処方箋も提示する好著。 今回はこの本をご紹介します。

笹原和俊著『フェイクニュースを科学する』<事実に基づく報道>という名のフィルター加工情報の信憑性の見極め方とは!?

最近皆さんもフェイクニュースやポスト真実の時代だとかいった 言葉を頻繁に耳にされるようになったのではないでしょうか? そのたびにそもそも事実や真実とは一体いかなる存在なのだろうかと 素朴な疑問を抱かれることも多くなってきたのではないでしょうか? そこで今回は情報ネットワーク理論の最新版として 次第に注目されつつあるという<計算社会科学>の観点から アプローチしていくこの本をご紹介します。

L・ランダル・レイ著『MMT 現代貨幣理論入門』日本経済の長期デフレ停滞状況脱却を目指すうえでの王道的処方箋となり得るか?

令和初の国政選挙であった参議院改選投票期間中に 米国からある女性経済学者が訪日。 選挙報道と重なったためにあまり知られる機会なく過ぎ去りました。 しかしここに注目される事態がにわかに湧き出てきました。 日本経済の長期デフレ停滞状況脱却を目指すアベノミクスも 今月からの消費増税や進行中の世界経済先行き不透明性で その成果が厳しく問われる正念場となってきています。 今回はこの本を紹介します。

サブコンテンツ

このページの先頭へ