あら不思議!!「言い訳をやめる」だけで豊かに!!ダイアー博士ありがとう!!
世の中には、様々な「自己啓発書」がありますね。
きちんと理解して読み、納得した上で「実践行動」
すれば、「それなりに効果」はあります。
数ある「自己啓発書」の中でも、
「持ち運び便利」で信頼のおけるダイアー博士の文庫。
とりわけ「言葉のアファメーション」はよく効きます。
そこで、今回はこの本をご紹介します。
『「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!~「思い」と「言葉」が人生をつくる~』(ウエイン・W・ダイアー著、山川紘矢・山川亜希子訳、三笠書房王様文庫、2013年)
※ 『「使わない!」と人生がうまくいく”18の言葉”』を改筆、再編集のうえ、改題されたものです。
「スピリチュアルの伝道師」山川紘矢・山川亜希子ご夫妻の
訳にて刊行されました。
ダイアー博士は、「分かりやすくて定評のある」心理学者です。
マズローの「自己実現心理学」を発展させた「個人心理学」
を追究されています。
『人生は「思い」と「言葉」でつくられる!!』
分かっているようで、分かっていない。
この意味を心底納得して活かしていくには、
どのような心構えで人生に臨めばいいのか?
その「ヒント」が満載です。
「イメージの方向性(志向性)とエネルギーの比重」
により、人生は変化していくといいます。
私たちは、どうしても無意識に「言い訳」が口癖に
なってしまいます。
「責任回避と能力(自尊心)の限界」に、
どうも相関関係があるように思います。
それでは、この「無意識の罠」にとらわれずに
人生を「有意義」に過ごしていくには、どうすればよいか?
ダイアー博士に就いて、学んでいきましょう。
「思い」と「言葉」を変えれば人生は必ずよくなる!!
私たちは、幼い頃から「社会教育」を受けて育ちます。
しかし、その「社会教育」がクセモノです。
また、『「遺伝子」によってあらかじめ人生は決定されている。』
という「常識」もいまだに根強く「信仰」されています。
今日の「遺伝子学」の知見では、「遺伝子」が思いの力によって
切り換えることができることも徐々に判明してきているようです。
「遺伝子のオンとオフの切り換え」(村上和雄筑波大学名誉教授)
「文化的遺伝子(ミーム)によって刷り込まれて枠付けされている」
(リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』で有名な生物学者)
など、「後天的な社会的・文化的影響」こそが問題だとされてきています。
「マクロでは大きな変化が見られなくとも、ミクロでは大きな変化がある」
これが、「量子力学」を経た現在の物理学の知見でもあります。
この新たな「分子生物学」の知見も「量子力学」の影響です。
しかし、このすばらしい知見は、いまだに「初等中等(義務)教育から排除」
されています。
「将来の研究者」になるような少数の人物だけが知っていればよいと・・・
私は、このような「環境」こそ速やかに改善していくべきだと思います。
21世紀は「物質と精神の統合」が「テーマ」です。
人類は長きに渡り、「二元論という罠」の中で縛られてきました。
このため、至るところで「トラブル」が発生しています。
その「トラブル解決法」も「対症療法」です。
「宇宙の大統一理論の完成」も間近に迫りつつある現在。
単なる「自己啓発・精神世界・擬似科学レベル」に迷わされることなく、
こうした優れた知見を素直に学び取っていきたいものです。
そこで、「思い」と「言葉」の重要性が問題になってきます。
あらゆる「対立関係」の解消。
これが、21世紀における「人生哲学」です。
それでも「マイナスエネルギー」にとらわれた時は・・・
世の中には、「マイナスエネルギー」を誘発させるしかけ。
「低俗な欲望」に働きかける罠。
が、至る所に張り巡らされています。
「仙人や覚者」でもない限り、逃れられないような「環境」にいます。
「ドリームキラー(夢・志を奪う者)」
「エナジーバンパイアー(プラスのエネルギーを奪う者)」
近年、このような「キーワード」を目にされた方もいるかもしれません。
これらは、すべて「嫉妬心などマイナスエネルギー」を
フル活用して襲いかかってきます。
では、そんな「環境」で「自分の人生を強い意志で切り開く」には
どうすればよいか?
まずは、
「いま・ここに」
「プラスエネルギー」を
「高いレベルの志向性」で
「注ぎ込み集中」できる
「心理」を
整えていくこと。
この「ヒント」がこの本にはたくさん詰まっています。
「お金はエネルギー」
とよく言われますが、
「心理が歪んでいる」限り
いつまでも実現・実感できないでしょう。
「目に見えるお金」に、執着しやすくなるのも
仕方がありません。
しかし、「目に見えないお金(豊かさ)」
に対しても、
もっと「心の眼」を開けていきたいものです。
私も含め一人一人が、
この「心の眼」を開いていく
姿勢が準備できていけば、
少しずつ少しずつ
地上に花が咲いていくことでしょう。
「自由と責任」は、
この「高次元」で意識しないと
なかなか理解できないようですね。
『これ以上「論争」「対立」なんて不要!!』
そのように共感して頂ける方にこそ読んでもらえたらなぁ、
と思います。
なお、なかなか「執着から逃れられない」という方へ、
「人生を変える一番シンプルな方法 新版 ~セドナメソッド~」
(ヘイル・ドゥオスキン著、安藤理監修、乾真由美訳、主婦の友社、2014年)
「ゆるす力」
(植西聰著、幻冬舎新書、2012年)
を、ご紹介しておきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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