ブライアン・グリーン博士の「隠れていた宇宙」第二弾!!「究極の多宇宙」へ向けて!!

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ブライアン・グリーン博士の「隠れていた宇宙」

第二弾へようこそ!!

「宇宙は謎だらけ!?」

2016年以降、私たちが「明るい未来」へ

向けて意識を進化させていくにも、「宇宙からの視点」が

欠かせないようです。

「地球人としての人類」から

「宇宙人としての人類」へと意識進化していくなら、

「明るい未来」も決して夢物語ではありません。

今回も、この本をご紹介します。

「隠れていた宇宙(下)」(ブライアン・グリーン著、竹内薫監修、大田直子訳、早川書房、2011年)

さて、下巻では

上巻から持ち越されてきた

「科学とは一体全体何か?」の説明から始まります。

「多元宇宙論」は、根底から現在の「科学的思考ルール」を

崩してしまうおそれがあることから、理論であれ慎重にことを

進めなければなりません。

「原理的には納得出来ても、実際的な問題にはどのように対処すれば

よいのだろうか?」

「観測者問題(人間原理)」もあり、私たちに十二分に納得出来る

「解決策」が考えられなければなりません。

著者は、前回の冒頭でも語りましたように、

最終的には「数学こそがこの問題を解決してくれるだろう!!」と

楽観的なようです。

たとえ、「道のりが困難であったとしても視野を狭めてはいけない!!」

このようにお考えのようですね。

著者は、前にも当ブログで、

「ライプニッツ①」 「ライプニッツ②」

「バークリー」

に関する記事でご紹介させて頂きましたように、

ライプニッツの問題提起:「なぜ無がないのか?」

という問題提起。

一方で、量子力学でも「観測者問題」というある種の「認識論」が

問題となりますが、バークリーの「物質とは心が呪文で呼び出した幻想だ!!」に対する

サミュエル・ジョンソンの「何をバカな!!ここに物質が存在するではないか?」との

「大きな石を蹴って見せた話」についても触れられています。

下巻では、残りの

①量子力学の確率波(著者の表現=一般には波動関数ともいう)に

具体化される可能性はすべて、多彩な並行宇宙のいずれかで実現するという

「量子多宇宙」

②ホログラムの3D画像のように、物理的に並行宇宙に相当する

「イメージ画像(鏡像)」が私たちのいる現実世界に反映される

とする「ホログラフィック多宇宙」

③技術の進歩向上次第で、宇宙のシミュレーションがいつか可能になるかも

しれないとする「シミュレーション多宇宙」

④多様で豊かな世界観を前提とした、「およそありうる並行宇宙」と

私たちの存在する「他でもないこの宇宙」との間に「優先序列」を

設定しない「究極の多宇宙」

について解説されています。

ブラックホールの解明から見えてくるホログラフィック多宇宙!?

著者は、宇宙創生論とブラックホールにおける「特異点問題」を

回避するために、ホーキング博士

「ホーキング放射」を紹介しつつ、

一見するとブラックホールには

当てはまらないとされてきた「エントロピー増大の法則(秩序化から無秩序化への変化)」

に対する「負のエネルギー(エネルギーが変化の前後で少しだけ減るらしい現象)」の

疑問点についても語っておられます。

ホーキング博士の発見である、「ブラックホールの表面積の合計は時とともに増える」

これが、「エントロピー増大の法則」を維持できるのではないかと・・・

詳しい解説は、この本に譲らせて頂きます。

つまり、こうしたブラックホールを解明していく過程で現れてきたものが、

「ホログラフィック多宇宙」仮説だということです。

著者は、さらに「数学的に発展されていくシミュレーション」を描き進めていきます。

すべての数学は実在である!!(究極の多宇宙へ向けて)

管理人には難しい数学の話はわかりませんが、

著者は、私たちの経験する世界は「すべて数学の経験」だと語ります。

コンピュータシミュレーションが、一種の「数学的操作」であるように、

私たちの脳内のシミュレーション(見え方?)も類似の構造であるかのように・・・

こうした解説を読んでくると、何だか「ピタゴラス的世界観」のようですね。

著者は、ライプニッツの問題提起に対して、

ロバート・ノージックからの触発により、

「並行世界には優先順位がない!!」という考えに導かれていったようです。

すなわち、「すべての宇宙が本来は平和に調和しているはずだ!!」と。

こうして、上下巻を読み進めてきて学んだことは、

私たちは、自分たちだけの「内なる世界」からしか、

ものが見えない限界にあるため、常に謙虚でなくてはならないことです。

この本の最初の方でも取り上げられていた「パッチワークキルト多宇宙」では、

自分が存在する小さな内なる世界(パッチ)という「枠組み」から外の世界は

無限に続くため、「視野の外」になってしまうことが示唆されていました。

「同じパッチ内の住人同士!?」では、相互交流可能でも

かなり遠距離にある住人同士では、相互交流など想像もつかない世界に

なってしまうようです。

この辺りは、前にもご紹介させて頂いたゲーデルの「不完全性定理」の問題も

あるようですが、著者は大胆にもこの「限界」を乗り越える方法論も展開されて

いるようです。

「計算可能な数学関数は(中略)計算の守備範囲内にきっちり入っている!!」

「究極の多宇宙」の文脈構造の中では、すべてあらかじめ織り込み済み??

かように、著者は「数学を信頼している!!」ようですね。

何はともあれ、私たちは本来豊かな宇宙に住んでいるということです。

この本には、これまでの私たちが「閉じこめられていた狭い世界(宇宙)」から

脱出するヒントが、数多く散りばめられています。

まさに、「隠れていた宇宙」でした。

皆さんも、新年の冒頭にこの本を紐解いてみませんか?

きっと、あらたな「世界観」が拡がっていくことでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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2 Responses to “ブライアン・グリーン博士の「隠れていた宇宙」第二弾!!「究極の多宇宙」へ向けて!!”

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